【ソムリエが選ぶ】おすすめワイン9選!選び方も解説
ワインを購入しようとお店に行っても、種類が多くてどれを選べばよいか迷うことも多いのではないでしょうか。よくわからないままに購入して、失敗したということもできれば避けたいものです。
この記事では「初心者向け」「プレゼント向け」「コスパ重視」でおすすめできるワインを、赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインの3種類ずつ、合計9つを紹介します。
ワイン選びに迷われている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
初心者におすすめのワイン
ワインを選ぶのが難しいと感じている初心者の方は、ソムリエおすすめの商品から試してみるとよいでしょう。
【赤】マイケル ポザーン ワインズ ジアポーザ カベルネ ソーヴィニヨン 2020
マイケル・ポザーン・ワイナリーは、アメリカ・カリフォルニア州のナパヴァレー・オークヴィルにある、家族経営のワイナリーです。コレクター向けのワインではなく、食卓で楽しめる高品質なワインの製造を目標に経営されています。
「ジアポーザ カベルネ ソーヴィニヨン」は、フレンチオークで16カ月熟成された、フルボディの赤ワインです。ブラックプラム、クランベリー、黒スグリなどのアロマを感じ、砂糖漬けのチェリー、ダークチョコレート、スターアニス、エスプレッソなど複雑で濃厚な風味を持っています。
柔らかいタンニンと力強いフィニッシュを持つ、ハイパフォーマンスなワインです。
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【白】オー ボン クリマ シャルドネ ツバキラベル サンタ バーバラ カウンティ 2020
オー ボン・クリマは、アメリカ・カリフォルニア州サンタバーバラを代表するワイナリーです。その頭文字から「ABC」の通称で親しまれています。
ロバート・パーカー(世界的に有名なワイン評論家)から「ベストワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に選出されるほどの実力を持っています。
シャルドネ種100%で作られたこのワインは、コンテンポラリー・アーティストとして日本の第一人者、椿昇(ツバキノボル)氏がラベルデザインした、日本特別仕様です。
限定ラベルに合わせた特別仕様のワインは、白桃やアプリコットを感じる、魅惑的な香りときれいな酸味が特徴となっています。
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【スパークリング】ザ ファブリスト ワインカンパニー ブラン ド ブラン 2019
ザ・ファブリスト・ワインカンパニーは、アメリカ・カリフォルニアのセントラルコーストにあるワインブランドです。
ここで造られるブラン・ド・ブランのスパークリングワインは、冷涼なアロヨ・グランデの単一畑でのシャルドネだけを使用し、シャンパーニュと同様、瓶内二次発酵で造られています。
青リンゴのような酸味とピーチやアプリコットを感じる香り、アーモンドのような風味が特徴のスパークリングワインです。
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プレゼントにおすすめのワイン
プレゼントに最適な商品としては、名の通った有名ワインや、当たり年であるフランスワインをおすすめします。
【赤】シャトー ラグランジュ 2015
シャトー・ラグランジュは、フランス・ボルドー地区にあるワイナリーです。1855年に制定されたメドックの格付けでは、3級に格付けされています。
1983年にサントリーが経営権を取得後、ブドウの樹を植え替える抜本的な改革が実施され、飛躍的に品質が向上しました。
エレガントでアロマティックな香りを持ち、フルーティさも残る力強い味わいのワインです。
2015年はたいへん当たり年のヴィンテージとなっており、長期熟成も期待できます。さまざまな雑誌でも90点以上を軒並み獲得しており、赤ワイン好きであれば喜ばれること間違いなしのワインといえるでしょう。
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【白】ドメーヌ トマモレ ブルゴーニュ シャルドネ 2020
フランス・ブルゴーニュワインの最高峰といえば、ロマネ・コンティがあげられます。そのロマネ・コンティが造る白ワイン「モンラッシェ」の栽培責任者だったトマ・モレ氏の造るブルゴーニュ・シャルドネです。
シャルドネらしいミネラルを感じる味わいと、白い花や熟した白い果実の香りが特徴的な、若々しく生き生きとしたワインに仕上がっています。
1~2年の熟成に耐えられるポテンシャルを感じつつも、早い段階から楽しめる味わいです。
2020年はブルゴーニュのグレートヴィンテージでもあり、そういった意味でも非常に価値のあるワインだといえます。
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【スパークリング】Ferghettinaフェルゲッティーナ ミッレディ フランチャコルタ ブリュット 2018(化粧箱入り)
フランチャコルタの12の異なるブドウ園から厳選したシャルドネを使用。
美しい金色と緑がかった淡い黄色。1,000日間(ミッレディ)以上もの熟成期間を経て表現される深いコクとキメの細かい泡立ちが魅力的。
柑橘類の果実味とミネラル感が複雑かつエレガントな味わいを生み出し、長く続く余韻を楽しめます。
フェルゲッティーナは特許取得している特殊なピラミッド型のボトルを採用しています。このボトルは、滓と触れる面積を広げ熟成による味わいにコクと旨味を一層深く感じることができるよう、細かく計算された形状になっています。泡立ちもきめ細かく、非常に洗練された余韻の長いフランチャコルタに仕上がります。
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安い!コスパ重視派におすすめワイン
ここでは単純に安いのではなく、文字通りパフォーマンスに優れたワインを紹介します。
【赤】フォン クローズ キュヴェ コンフィデンス 2020
フランスのコート・デュ・ローヌ地区で造られる赤ワインです。
フォン・クローズは、2009年より「南ローヌの神」と呼ばれる醸造家、フィリップ・カンピ氏とコラボレーションを開始し、世界的な注目を集めることとなりました。
ロバート・パーカーやワイン・スペクテイターからも大絶賛される品質のワインを造り出し、南仏のベストバリュー・ドメーヌとして名を馳せています。
樹齢30~50年のグルナッシュ70%、シラー30%で造られるワインは、フルボディでありながらも果実感と滑らかさを存分に楽しめる、バランスに優れた逸品です。
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【白】ヴィノジア ファランギーナ 2021
イタリア・カンパーニャ州で造られる白ワインです。
カンパーニャの土着品種「ファランギーナ」を試食して、その香り高さに衝撃を受けたサン・グレコリオの醸造責任者が独立して「ファランギーナの頂点を目指す」のを決意して作られたワイナリーで醸造されています。
ファランギーナを100%使用したワインは、ライム・レモン・グレープフルーツなど爽やかなかんきつを感じる香りが特徴です。
飲み口も軽く爽やかで、爽快感と飲みごたえのバランスが素晴らしいワインです。
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【スパークリング】レ コンテッセ プロセッコ エクストラ ドライ NV
イタリアの泡のスペシャリスト、レ・コンテッセが造り出すスパークリングワインです。
果実の旨味とおいしさを生かしたスパークリングワイン造りに定評があり、最新の設備と技術で高品質のワインを生み出しています。
緑を帯びた麦わら色のスパークリングワインは、桃やりんご、アカシアの花を思わせる香りと調和のとれた酸味が特徴です。
食前酒や食中酒としてはもちろん、デザートと一緒に味わうといった楽しみ方もできる、守備範囲の広いワインとなっています。
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ワインを選ぶ際のポイントは?
ワインを購入するときは、どのようなポイントを見ればよいのか迷うものです。ここでは上記で紹介したカテゴリ別に、ワインを選ぶ際のコツを紹介します。
初心者用ワインの選び方
ワイン初心者は、最初は高価なワインは避け、手ごろな価格のものを選ぶのがおすすめです。手頃な価格のワインは日常的に飲まれるため、くせが少なく飲みやすいものが多くなります。
何を買えばよいかよくわからない場合、まずは赤・白・スパークリングの中からどれを飲んでみたいか選んでみましょう。お店で店員に自分の好みを伝え、おすすめしてくれる初心者用のワインを何本か買ってみるのがおすすめです。
また、ネットショップなどで初心者向けに販売されているものを選ぶのも1つの方法です。専門家が初心者向けに選んでくれているので、飲みやすく手ごろなものが中心となっています。
いわゆる高級ワインと呼ばれるものは、特徴的で個性の強いものが多く、ワインを飲みなれた上級者向けとなります。
最初はワインの名前や価格で選ぶのではなく、お店で「飲みやすい」と薦めてもらったものから選ぶようにするとよいでしょう。
プレゼント用ワインの選び方
プレゼント用のワイン選びに大切なのは、相手の好みに合わせたものを選ぶことです。まず大まかに予算を決めて、送る相手がよく飲んでいるタイプのワインを予算内で選びましょう。
相手の好みがわからない場合は、クセの少ない白ワインやスパークリングワインなど、飲みやすさ重視で選ぶのがおすすめです。
ほかにも、たとえば思い出の年のワインを選ぶのも、気の利いたプレゼントになります。ただし、ワインの古酒は大きく当たり外れがあるので、ワインに詳しい方でなければやめておくのが賢明です。
1人で選ぶのは難しいという場合は、よくわからないまま選ぶよりも、ワインショップで聞いてみるとよいでしょう。
コスパ重視ワインの選び方
コストパフォーマンスに優れたワインを選びたいときは、予算の上限を決めてその中で自分の好みに合ったワインを選ぶのがおすすめです。
いくら安く手に入っても、自分の好みに合わないワインであれば満足度は低くなってしまいます。ワインに書いてあるコメントやショップの口コミなどを参考にして、自分の好む傾向に合っているタイプのものを選ぶと、良いものに出会える可能性が高まります。
また、アメリカ・チリ・南アフリカなどで生産される「新世界ワイン」と呼ばれるものの中に、コスパに優れるワインが多く見つかります。フランス・イタリアなどの旧世界のワインよりも価格が比較的安価で、香りや味わいがしっかりしているのが特徴です。
コスパ重視だからといって値段だけで選ぶのではなく、価格と好みのバランスを考慮するとよいワインが選べます。
まとめ
今まで飲んだことのないワインを選んで購入するのは、とてもワクワクするものです。またプレゼントで選んだものを喜んでもらえると、こちらまで嬉しくなってしまいます。
自分で選ぶのはむずかしいと感じた場合は、ショップでおすすめされたワインを選ぶと大きく外すことはありません。
今回紹介したおすすめワインは、いずれも皆さんに喜んでいただけるものばかりです。本記事を参考にぜひ一度お試しください。