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ハスラーのタイヤはインチアップできる?対応サイズや交換場所を解説

2023.08.31

ハスラーのタイヤ交換を検討しており、インチアップやインチダウンできるか気になる人もいるでしょう。本記事では、ハスラーのタイヤサイズとタイヤサイズの確認方法に加え、インチアップやインチダウンできるか、タイヤサイズを変えるときの注意点などを解説します。さらに、ハスラーにぴったりのおすすめタイヤ5選のほか、タイヤを購入したり、交換したりできる場所を紹介します。

ハスラーのタイヤサイズはどれくらい?

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ハスラーは2014年の発売以来、幅広い層から高い人気を誇り、2020年にマイナーチェンジし2代目が発表されました。2014年の初代モデルから現行モデルまでタイヤサイズに変更はなく、年式やグレード、駆動方式にかかわらず、すべてのモデルにおいて165/60R15となっています。

ハスラーのタイヤサイズはどこで確認できる?

ハスラーのタイヤサイズは「取扱説明書」「タイヤのサイドウォール」「空気圧ラベル」「メーカー公式ホームページ」から確認が可能です。

タイヤのサイドウォール(タイヤの側面)には、タイヤサイズを示した「165/60R15」といった数字とアルファベットが書かれています。「165」がタイヤの幅、「60」が偏平率、「15」がタイヤのインチサイズを表しています。

ただし、サイドウォールは現在装着されているタイヤのサイズしか確認できません。つまり、すでに純正のタイヤから社外タイヤに履き替えている場合や、スタッドレスタイヤを装着している場合は、純正のタイヤサイズと一致しない可能性があるので、注意が必要です。

ハスラーのタイヤのおすすめ5選を紹介

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タイヤにはさまざまな種類があり、メーカーや銘柄によって、特徴が異なることから、ハスラーにはどのタイヤがいいか悩んでいる人もいるでしょう。

ここでは、ハスラーにおすすめのタイヤ5選を紹介します。

YOKOHAMA / ブルーアース ES32

YOKOHAMA/ ブルーアース ES32は、低燃費と経済性に優れたスタンダードタイヤで、軽自動車はもちろん、コンパクトカーやセダン、ミニバンにも対応しています。

ナノブレンドゴムを採用しており、低燃費性や耐摩耗性に優れているほか、シリカを均一に配合しているので、高いウェット性能も実現しています。

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YOKOHAMA / ジオランダー X-AT G016

YOKOHAMA / ジオランダー X-AT G016は、SUVに最適なオールテレーンタイヤで、マッド性能やダート性能に優れており、舗装されていない道や泥道などでの走破性が高く、優れた耐摩耗性が特徴です。ショルダー部分には2つの異なる形状のブロック、センター部分には4つの異なる形状のブロックがそれぞれ配置されており、より力強いアグレッシブな見た目に仕上がっています。

なお、サイドウォールには、”GEOLANDAR”のロゴがあるほか、ショルダーにもロゴが刻印されています。

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GRIP MAX / グリップマックス マッドレイジR/T MAX RWL

GRIP MAX / グリップマックス マッドレイジR/T MAX RWLは、12インチ~22インチまでの幅広いサイズラインナップがあり、軽自動車から大型車まで対応しています。

左右交互にレイアウトされたリブのトレッドパターンが特徴的で、本格オフローダーの雰囲気を醸し出すデザインとなっています。また、天然ゴムとシリカが配合されており、オンロードでのウェット性能に優れているので、濡れている路面でも高いグリップ力を実現しているのが特徴です。さらに、オフロードでの耐カット・耐チッピング性が向上されていることから、切り傷に強く、小石を踏んでも欠けにくいのも特徴の1つと言えるでしょう。

また、一部のサイズでは、サイドウォールのタイヤレターが白色となっており、デザイン性に優れているのも魅力ポイントです。

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BRIDGESTONE / ニューノ

BRIDGESTONE / ニューノは、接地形状の適正化やシリカが配合されたゴムにより、雨天でのウェットブレーキ性能が、従来品であるNEXTRY(ネクストリー)よりも向上されています。また、ブリジストン独自のシミュレーション・計測技術である「ULTIMATE EYE」(アルティメットアイ)によって、タイヤパターンとブロック形状を最適化され、トレッド面と路面との接地圧が均等になっているので、優れた耐摩耗性や耐久性を実現しているのが特徴です。

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DUNLOP / ルマンV+

DUNLOP / ルマンV+は、高い静粛性とソフトな乗り心地に加え、高いウェット性能を兼ね備えたバランス型のタイヤです。「サステナブルシリカ分散剤」が採用されていることで、従来品よりもシリカの量が増えており、ウェット性能が大幅にアップしています。

また、ダンロップの特殊吸音スポンジにより、タイヤ周りの空気振動を抑えられ、ロードノイズが少なく、静粛性が高められています。

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ハスラーのタイヤはインチアップできる?

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ハスラーのタイヤはインチアップが可能です。ハスラーのタイヤはどれくらいまでインチアップできるかを詳しく見ていきましょう。

どれくらいまでインチアップできる?

ハスラーのタイヤはインチアップが可能です。インチアップすることで、運転の応答性が向上されることに加え、タイヤのサイドウォールが薄くなり、ホイール面積が増えて、見た目の印象が変わります。
また、サイドウォールが薄くなるので、コーナリング時のたわみが抑制されて、ふらつきを低減できるといったメリットがあります。

ただ、ひとえにインチアップといっても、どれくらいのサイズまでサイズアップできるかわからない人がほとんどでしょう。

ハスラーの純正タイヤのサイズは15インチであり、最大17インチまでインチアップできます。ハスラーのタイヤをインチアップするときは、タイヤ幅を変えずに、偏平率とリムサイズのみを変更するのが一般的です。

たとえば、15インチから16インチにインチアップする場合、165/50R16サイズにすることが多いでしょう。

ハスラーのタイヤはインチダウンできる?

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結論からいうと、ハスラーのタイヤはインチダウンが可能です。とくにスタッドレスタイヤを装着するときは、タイヤの購入費用を抑えるために純正サイズよりも小さいサイズを選ぶことも少なくありません。

ただし、車体やブレーキ周りと干渉する可能性があるので、サイズの下げすぎには注意が必要です。また、リフトアップ車は、商品によって車両側の加工が必要な場合もあります。

どれくらいのサイズまでインチダウンできる?

ハスラーのタイヤは、純正サイズの15インチから14インチまでしかインチダウンできません。13インチになると、ブレーキやサスペンションなどの足回り部品に干渉する可能性があることから、1インチしかダウンできないことを留意しておきましょう。

なお、14インチにインチダウンするときは、タイヤサイズを165/65R14にすることが一般的です。

ハスラーのタイヤをインチアップ、インチダウンするときの注意点とは

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ハスラーのタイヤをインチアップやインチダウンするとき、純正のサイズからタイヤサイズが変わるので、いくつか注意しなければならないポイントがあります。

ここでは、インチアップやインチダウンするときの注意点を具体的に見ていきましょう。

純正タイヤの外径とほとんど同じサイズを選ぶ

ハスラーのタイヤをインチアップもしくはインチダウンするときは、純正のタイヤサイズの外径とほとんど同じ外径になるように調整しましょう。
純正のタイヤサイズの外径と違いがありすぎると、スピードメーターが狂ってしまうことがあり、正確なスピードが表示されないほか、車検に通りません。

また、インチアップするときに、外径が大きくなりすぎると、フェンダーやボディなどに干渉してしまうことがあり、正常に走行できない危険性もあります。そのため、インチアップやインチダウンするときは、純正タイヤの外径とほとんど変わらない外径のタイヤを選びましょう。

なお、外径誤差の許容範囲目安は、マイナス3%、プラス2%となっています。

ロードインデックス値に注意する

ロードインデックス値は、タイヤが支えられる最大負荷能力値のことであり、インチアップやインチダウンするときは、純正タイヤと同等以上のロードインデックス値のタイヤを選ぶ必要があります。万一、純正タイヤのロードインデックス値よりも低いタイヤを装着すると、最大負荷能力値が不足してしまい、タイヤが損傷してしまう可能性があり危険です。

なお、ロードインデックス値は、タイヤのサイドウォールに刻印されていますが、細かく数値がわかれており、自分で判断するのは難しいのでタイヤ専門店に相談して適切なタイヤを選びましょう。

フェンダーからタイヤがはみ出すと車検に通らない

フェンダーからタイヤが10mm以上はみ出していると、車検に通らないだけでなく、不正改造となり、罰則の対象となってしまいます。タイヤをインチアップするときにタイヤ幅を大きくする場合は、フェンダーからタイヤがはみ出さないように注意しましょう。

とはいえ、ハスラーの場合、インチアップ、インチダウンともに、タイヤの幅を変えずに、偏平率とリムサイズのみを変更するのが一般的なので、そこまで心配はいらないでしょう。

ハスラーのタイヤはどこで購入・交換できる?

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ハスラーのタイヤを交換したいと考えているものの、どこで購入したり、交換したりすればいいか、悩んでいる人も多いでしょう。

ハスラーのタイヤは、オンラインショップやカー用品店、ディーラーやガソリンスタンド、タイヤ専門店で購入できます。ただし、販売店によって特徴が大きく異なるので、それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合った購入方法を見つけましょう。

万一、誤ったタイヤサイズのタイヤを購入して装着すると、走行に影響するだけでなく、車検に通らないことや、不正改造で違反となるリスクもあります。そのため、タイヤの知識がない人や、どのタイヤを選べばいいかわからない人は、しっかりと相談しながらタイヤを選べる販売店を見つけるのがいいでしょう。

ここでは、それぞれの販売店の特徴を詳しく紹介するので、どの販売店が自分に合っているか参考にしてください。

オンラインショップ

昨今は、オンラインショップでタイヤを購入できるようになっています。スマートフォンやパソコンなどを使って、自分の好きなタイミングでタイヤを選べるため、オンラインショップでタイヤを購入する人も多いでしょう。

ただし、オンラインショップはタイヤの販売のみを対応しているので、取付まではサポートしていないことが多いです。そのため、オンラインショップでタイヤを購入するときは、タイヤを交換してくれるショップを自分で探さなければなりません。

なお、フジ・コーポレーションではインターネットでタイヤの販売をおこなっており、購入後は近くのフジ・コーポレーションの店舗や、協力店で取付が可能です。

カー用品店

カー用品店は、品揃えが豊富にあるので、豊富な種類からタイヤを選べるでしょう。ただし、タイヤだけでなく、エアロパーツやLED、マフラーなど、さまざまなパーツも販売されていることに加え、車検や定期点検の取扱いもあります。そのため、PIT(作業スペース)が埋まっている場合もあり、タイヤを交換してもらうまでに時間がかかってしまうケースもあるでしょう。

なお、オンラインショップやタイヤ専門店ほど在庫をかかえていないので、在庫がなければ、取り寄せになることを留意しておきましょう。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは店舗数が多いので、近所にガソリンスタンドがあれば、移動時間を短縮できるメリットがあります。また、営業時間が長い店舗だと、日中に仕事がある人でも仕事帰りにタイヤを交換ができるのは魅力的です。

ただし、ガソリンスタンドによっては、整備士やタイヤ交換に対応できるスタッフが常駐していない可能性もあり、即日の対応が難しい場合もあります。タイヤの在庫がない可能性や持込タイヤの交換に対応していないケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

ディーラー

ディーラーでは、純正サイズのタイヤのみに対応していることが一般的です。また、メーカーや銘柄の選択肢が少ないので、自由にタイヤを決められないといったデメリットがあります。一方で、各消耗品のメンテナンス、車検整備や板金など、幅広い内容での相談に乗ってもらえるのはメリットです。

原則、インチアップやインチダウンには対応していないので、ディーラーでタイヤサイズを変えたい人はあらかじめ担当者に対応してもらえるか相談しておくといいでしょう。

タイヤ専門店

タイヤ専門店はタイヤの品ぞろえが豊富で、希望のタイヤがあれば即日交換してもらえることがあります。また、インチアップやインチダウンにも対応しており、車種に合ったマッチングデータを所有しているため、どれくらいのサイズまでサイズ変更ができるかの相談にも乗ってもらえます。

なお、フジ・コーポレーションでは、タイヤ単体での販売はもちろん、ホイールとタイヤがセットになった商品もあります。実店舗での相談や購入だけでなく、オンラインからの購入であっても、取付・交換に対応しているので、お気軽にご相談ください。

ハスラーのタイヤ&ホイールのセットはこちらからご確認いただけます。

まとめ

ハスラーのタイヤは、2014年モデル~現行モデルまで、年式やグレード、駆動方式問わず、すべて165/60R15であり、14インチへのインチダウンや、最大17インチへのインチアップが可能です。
タイヤにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が大きく異なります。どのタイヤを選べばいいかわからない人や、インチアップやインチダウンの相談をしたい人は、タイヤ専門店に相談してみてください。

※この記事は2023年5月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。