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オフロードタイヤの特徴は?メリット、デメリットとおすすめ6選を紹介!

2025.05.31

オフロード走行やアウトドアレジャーを楽しみたい方にとって、タイヤ選びは重要です。見た目をワイルドにしたい方や、悪路でも安心して走行したい方にオフロードタイヤは人気があります。

本記事では、オフロードタイヤの基本的な特徴や種類、メリット・デメリット、寿命をわかりやすく解説します。さらに、おすすめのタイヤ6選と、交換可能な場所も紹介します。自分に合ったタイヤ選びの参考にしてください。

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「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」という方は、本記事でご紹介しているオフロードタイヤを候補にしてみるのもおすすめです。
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オフロードタイヤとは?

オフロードタイヤは舗装されていない道路を走行するのに適したタイヤです。

ゴツゴツと凹凸があるトレッドパターンが特徴で、悪路でも砂や砂利をひっかくようにトラクションをかけられるので、スタックせずに安定した走行ができます。

舗装道路でも使用可能ですが、静粛性や燃費性能はオンロードタイヤに劣る点を理解しておきましょう。

オフロードタイヤの種類

オフロードタイヤには、走行環境に応じた種類があります。種類ごとの特徴を把握することで、用途に最適なタイヤを選べます。

ここでは、オールテレーンタイヤ、マッドテレーンタイヤ、ハイウェイテレーンタイヤ、ラギッドテレーンタイヤの4種類について解説します。

オールテレーンタイヤ

オールテレーンタイヤは、未舗装道路と舗装道路の両方に対応するタイヤです。タイヤのサイドウォール(側面)には「A/T」という刻印があり、「A」が「All(すべての)」、「T」が「Terrain(地形)」を意味しています。

サイドウォールの剛性を高めた設計で、一般道でも違和感なく走行できます。用途の幅が広く、キャンプやアウトドアイベントにも適しています。

マッドテレーンタイヤ

マッドテレーンタイヤは、泥やぬかるみなど過酷な地形に強みを発揮します。「M/T」の刻印は「Mud Terrain(泥/地形)」の意味です。

深い溝と大きなブロックにより、泥を排出しながら走行します。舗装路での快適性は劣りますが、泥道や砂利道での安定感が高く、悪路の走破性が求められる場面に適しています。

ハイウェイテレーンタイヤ

ハイウェイテレーンタイヤは、舗装道路での静粛性と快適性を重視した構造です。タイヤのサイドウォールには「H/T」の刻印があります。「H」が「Highway Terrain(高速道路の地形)」という意味で、舗装道路での安定性が高いタイヤです。

摩耗しにくく、走行時のノイズを低減する設計で、オールテレーンタイヤよりも舗装道路での走行性能に優れているのが特長です。なお、軽度の未舗装路であれば走行できます。

ラギッドテレーンタイヤ

ラギッドテレーンタイヤは、オールテレーンとマッドテレーンの中間に位置づけられます。

タイヤのサイドウォールには「R/T」の刻印があります。「Rugged Terrain(ごつごつとした地形)」という意味です。

未舗装道路と舗装道路での快適性を兼ね備えており、通勤や週末のレジャーなど、多様なシーンで利用可能です。

オフロードタイヤのメリット

オフロードタイヤには、走行性能と外観の両面でメリットがあります。過酷な道を走る必要がある方や車両に個性を持たせたい方に適しています。

未舗装道路を走行できる

凸凹のあるトレッドパターンにより、ぬかるんだ道や砂利道などでも安定した走行が可能です。

鋭利な障害物にも耐える構造の製品もあり、岩や枝などが接触してもパンクしにくくなっています。

見た目を変えられる

力強いトレッドパターンは、車両の外観にインパクトを与えます。

オフロードタイヤのごつごつとしたトレッドが外観を引き締め、印象を一変させられることから、ドレスアップ目的でオフロードタイヤを装着する人もいるようです。

オフロードタイヤのデメリット

オフロードタイヤを舗装道路メインで使用する場合には、いくつか注意点があり、主に快適性や制限事項に関わるものです。

コンフォートタイヤなどのオンロードタイヤと比べると、舗装道路での静粛性や安定性が劣る点はデメリットだといえます。

トレッドパターンの凹凸によってノイズが発生し、乗り心地が損なわれる可能性があります。また、サイズの選択肢が限られているため、車種によっては装着できないこともあります。

さらに、スポーツ走行はできない点もデメリットといえるでしょう。

オフロードタイヤで雪道は走行できる?

オフロードタイヤは本格的な雪道走行には適していません。なぜなら、これらのタイヤは未舗装路や悪路での走破性を重視して設計されており、氷雪路面に必要な制動力や柔軟性とは異なる特性を持っているためです。

一部の製品には「M+S(Mud and Snow)」の刻印があります。これは軽度の泥道や積雪に対応可能であることを示していますが、スタッドレスタイヤのような冬用専用タイヤではありません。そのため、積雪が多い環境や凍結路では十分な安全性が確保できない場合があります。したがって、安全性を最優先に考えるのであれば、冬季の本格的な雪道ではスタッドレスタイヤを装着しましょう。

オフロードタイヤは何年もつ?

タイヤの寿命については、オフロードタイヤもオンロードタイヤも大差はありません。

タイヤメーカーの公式発表によると、使用を開始してから5年程度での交換が推奨されています。また、5年に満たない場合であっても、スリップサインが出たらすぐに交換しなければなりません。

そのほか、タイヤの溝が4mm以下になったときや、偏摩耗やひび割れが発生している場合についてもタイヤ専門店などに点検してもらったうえで、交換を検討することをおすすめします。

なお、タイヤの寿命については以下で詳しく解説しています。

タイヤの寿命は何年くらい?製造年や走行距離から交換時期を徹底解説

オフロードタイヤのおすすめ6選

走行性能はもちろん、耐久性や外観の印象など、タイヤ選びで重視するポイントは人それぞれです。とくにオフロードタイヤは使用環境によって適した製品が異なるため、製品ごとの特徴を把握したうえで選定することが重要です。

ここでは、未舗装道路での高い走破性と舗装路での快適性、さらにデザイン性にも優れた厳選の6製品をご紹介します。

・BFグッドリッチ KO3
・ヨコハマ ジオランダー A/T4
・ダンロップ グラントレックAT5
・ブリヂストン A/T002
・グリップマックス マッドレイジ R/T MAX
・ヴェノムパワー テラハンター X/T2

BFグッドリッチ KO3

おすすめポイント
・優れた悪路走破性を実現
・ドライ路面とウェット路面での優れた走行性能
・デザイン性の高い独特なトレッドパターン

BFグッドリッチ「All-Terrain T/A KO3」は、従来モデル「KO2」の性能を継承しつつ、オンロードでの快適性とウェット路面での制動力を高めた次世代型オールテレーンタイヤです。

強化されたサイドウォールにより、岩場や砂利道でも高い耐久性を誇り、キャンプや山道走行などでも安心して使えます。街乗りではノイズが抑えられ、静かで快適な走行が可能です。

また、トレッドパターンには迫力のあるデザインを採用し、ドレスアップ効果も期待できます。愛車にワイルドで精悍な印象を与えてくれるでしょう。

アウトドアと日常の両方を楽しみたい人にとって、「KO3」は信頼性とデザイン性を兼ね備えた理想的なオフロードタイヤです。

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ヨコハマ ジオランダー A/T4

おすすめポイント
・デザイン性の高いトレッドパターン
・オンロードでの優れた性能
・優れた耐久性を実現

「GEOLANDAR A/T4」は、オンロードとオフロードのバランスが取れたオフロードタイヤです。大型の「デュアルサイドウォール」デザインにより、デザイン性が向上しています。

コンパウンドには耐カット性やチッピング耐性に優れた素材を使用し、さらにシリカの配合によりウェット性能も向上しました。濡れた路面でも安定した走行が可能です。

さらに、最適化されたリセス設計により、新雪が積もった路面でも安定感のある走行を実現します。

そのほか、従来品よりもショルダー部の溝を増やすことで接地面を拡大し、耐偏摩耗性も強化されています。

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ダンロップ グラントレックAT5

おすすめポイント
・オンロードとオフロードのバランスの取れた性能
・優れた耐久性を実現
・ウェット性能と静粛性が高い

ダンロップ「GRANDTREK AT5」は、従来モデル「AT3」から性能を大きく進化させたオールテレーンタイヤです。オンロードでの快適な乗り心地と、オフロードでの優れた走破性を両立しています。

具体的には、曲線の溝が主溝を横断することで、高い排水効果を発揮し、ウェット性能が向上します。

ショルダー部の剛性を高めた新パターンにより、圧のかかりやすいショルダー部の摩耗エネルギーを低減し、高耐久を実現しています。

また、サイド部には大型ブロックを配置し、耐カット性を確保しているのも特長のひとつです。ストーンイジェクターの採用により石の詰まりを防ぎ、未舗装道路でも安定した走行をサポートします。

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ブリヂストン A/T002

おすすめポイント
・優れた悪路走破性を実現
・スタイリッシュなデザイン
・アウトラインホワイトレターを採用

ブリヂストン「DUELER A/T002」は、従来モデル「A/T001」から改良を加え、オンロードとオフロードの双方で高い性能を発揮するオールテレーンタイヤです。

トレッドパターンは専用設計で、センター部にブロックを配置することで接地面を均一に保ち、走行中の安定感を向上させます。

また、ショルダー部の剛性を強化することで、外的負荷に対する耐久性も高めています。これにより長距離走行や悪路走行においても優れた耐摩耗性を維持することが可能です。

デザイン面については、アウトラインホワイトレターやレイズドブラックレターが採用されており、ドレスアップ用途としても魅力的です。

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グリップマックス マッドレイジ R/T MAX

おすすめポイント
・オンロードとオフロードの両用が可能なラギッドテレーンタイヤ
・スタイリッシュなホワイトレターを採用
・ロードノイズの低減を実現

グリップマックス「Mud Rage R/T MAX」は、過酷な悪路に対応しつつ、舗装路でも優れた静粛性を発揮するラギッドテレーンタイヤです。オフロードとオンロードの両立を重視したい方に適しています。

交互配置されたリブ形状のトレッドパターンにより、悪路でのグリップ力を高め、舗装路では操縦安定性とロードノイズの抑制にも寄与します。

天然ゴムとシリカを配合したコンパウンドを採用し、ウェット性能と耐カット性を同時に強化。チッピング耐性にも優れ、荒れた路面でも信頼感があります。

さらに、補強されたカーカス構造により、サイドウォールとトレッドの強度を向上。ストーンイジェクターも搭載され、石噛みによる損傷を防止します。

一部サイズではレイズドホワイトレター(RWL)を採用しており、見た目にもこだわりたい人にぴったりのオフロードタイヤです。

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ヴェノムパワー テラハンター X/T2

おすすめポイント
・高耐久を実現したオールテレーンタイヤ
・オンロードにおける優れた静粛性を実現
・ウェット性能とスノー性能が向上

「Terra Hunter X/T2」は、オンロードとオフロードの両方で優れた性能を発揮するオールテレーンタイヤです。

オフロードでは高いトラクション性能を発揮し、オンロードでは静粛性と安定性を確保します。日常使いからレジャーまで、幅広いシーンに対応できるのが特長です。

また、3PMSF(スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク)マークを取得しており、雪道での性能も一定の基準を満たしています。通年使用が可能なため季節によるタイヤ交換が不要なのは、雪が降る地域に住んでいる人にとっては大きなメリットとなるでしょう。

さらに、強化されたショルダーブロックと高強度のゴムコンパウンドにより、耐久性とロングライフ性能が向上されています。

商品を詳しく見る(RWL)

商品を詳しく見る(BSW)※サイドウォールが全面黒のタイプ

オフロードタイヤはどこで交換できる?

オフロードタイヤの交換は、設備と知識が整った専門店で行うのが安心です。以下のような場所で対応可能です。

ディーラー

ディーラーでは、車種に合った純正タイヤの交換に対応しています。

そのため、最初からオフロードタイヤを装着している車種であれば対応してもらえるでしょう。

一方、純正タイヤがオンロードタイヤの車種の場合、オフロードタイヤへの交換の対応ができない場合があるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでもオフロードタイヤへの交換が可能です。ただし、ガソリンスタンドはタイヤ交換を専業にしているわけではないので、在庫がないケースも少なくありません。

そのため、希望の銘柄や適合サイズがない場合もあります。そのため、交換までに時間がかかる可能性があります。

カー用品店

カー用品店はさまざまなメーカーのタイヤを扱っており、オンロードタイヤはもちろん、オフロードタイヤにも対応しています。

さらに、タイヤ以外にも、カーナビやETC、ドライブレコーダーやエアロパーツなど、さまざまパーツも扱っているため、タイヤ交換のついでにパーツの取り付けや交換を依頼することも可能です。

ただし、タイヤメーカーや銘柄、サイズによっては在庫がないケースもあるので、入荷されるまで時間がかかることもあります。

タイヤ専門店

タイヤ専門店にはタイヤの知識を豊富に持ったスタッフが在籍しており、最適なアドバイスをしてもらえます。予算や用途、希望にあったタイヤを提案してくれるので、知識がない人でも安心して相談できます。

さらに、タイヤだけでなくホイールも数多く取り扱っていることから、ドレスアップ目的として純正ホイールから社外ホイールへの交換も可能です。インチアップやインチダウンの相談もできるので、見た目を変えたい人や乗り心地を改善したい人はタイヤ専門店での交換をおすすめします。

まとめ

オフロードタイヤは、未舗装道路での走行をサポートしつつ、車両の印象を大きく変えるパーツでもあります。用途や環境に応じた選択が、安全で快適な走行を実現する鍵となります。

オフロードタイヤへの交換はカー用品店やタイヤ専門店などでできます。タイヤ専門店であれば、タイヤの知識を持った専門スタッフがアドバイスしてくれるため、オフロードタイヤが気になる方は、ぜひタイヤ専門店に相談してみてはいかがでしょうか。

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※この記事は2025年5月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。

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