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色の特徴・車体色でわかるホイールカラーの選び方|おすすめのホイールカラーも紹介

2025.01.31

タイヤ交換のついでに新しいホイールに交換しようと調べていると、いろいろな色があることに気付くかもしれません。ホイールメーカーや種類によっては多様な色が展開されており、迷う人が多いのではないでしょうか。

本記事では、ホイールカラーの選び方を紹介します。ボディカラーとの相性や、各色の特徴についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

ホイールカラーの選び方

昨今はさまざまなホイールデザインがあるだけでなく、多様なホイールカラーの中から自分にあったホイールを選べるようになっています。

ただ、数多くあるホイールカラーの中から、どうやって選べばいいかわからない人もいるでしょう。ここでは、ホイールカラーの選び方として、「ボディカラーとの相性」「演出したいイメージ」の2点について詳しく解説します。

愛車のボディカラーとの相性で選ぶ

ホイールカラーを選ぶときは、愛車のボディカラーとの相性で選ぶのがおすすめです。ボディカラーとマッチさせることで、より一体感のある仕上がりになるでしょう。

タイヤの色は基本的に黒色一色であり、タイヤの色は変えられないものの、ボディカラーとホイールカラーについては自分の好きな色を選べます。愛車のボディカラーとホイールカラーの組み合わせをイメージしながら決めるのがおすすめです。

演出したいイメージで選ぶ

ホイールカラーを選ぶときは、あらかじめどのようなイメージにしたいか考えておくといいでしょう。事前に演出したいイメージを持っておけば、そのイメージにあったホイールカラーを選ぶことができます。

たとえば、スポーティーな印象にしたいや、重厚感のある雰囲気に仕上げたいなど、どういったコンセプトにしたいかを検討しておくことをおすすめします。

ホイールカラーの種類と特徴

ホイールには具体的にどういったカラーがあるのか、知らない人もいるでしょう。

ここでは、ホイールカラーの種類や特徴について詳しく紹介します。

スパッタ系

スパッタ系カラーはメッキ処理が施されており、クロームメッキのように輝いてみえるのが特徴です。クロームメッキほどのギラギラ感はないものの、ブラックアウトされたカラーが特徴で、重厚感のある洗練されたカラーリングが魅力といえるでしょう。

ひとえにスパッタ系カラーといっても、SBC(スーパーブラックコート)やBMC(ブラックメタルコート)などによって、色合いに違いがあります。なお、スパッタ系カラーは純正ホイールの色にも使われるほどバランスのいいカラーリングといえるでしょう。重厚感のある仕上がりにしたい人はスパッタ系カラーを選んでみてはいかがでしょうか。

おすすめのホイールカラー

PREMIXのMER-X BMCはスパッタ系カラーを上手く生かしたデザインが特徴的です。高級感にある雰囲気となっており、センターカバーにはゴールド色がアクセントカラーとして配色されています。

メインの5本のツインスポークは天面にひねりを加えた特徴的な形状となっています。スポークのエッジがアクセントになりつつも、全体的にやわらかな印象となっており、プレミアム感が漂う上品な雰囲気が魅力的です。

さらに、メインのスポークと高低差をつけてレイアウトされた10本のダブルスポークにより、視覚的な立体感がうまれ、独創的なデザインに仕上がっているのが特徴といえるでしょう。

18~21インチまで展開されており、さまざまな車種に適合します。

PREMIX/プレミックス MER-X BMC|フジ・コーポレーション

シルバー系

シルバー系カラーは純正ホイールにも使用されることも多く、さまざまなボディーカラーに合わせやすいのが特徴です。ホイールカラーの中ではスタンダードな色合いではあるものの、ホイールのデザインや商品によって色の濃淡が変わるので、派手になりすぎないカスタムをしたい人向けのカラーといえるでしょう。

おすすめのホイールカラー

ENKEIのPF01は、最先端製造技術「MATプロセス」を採用することで、ENKEIらしいスポーティなデザインと、ブランド内でも最軽量クラスを実現しているホイールです。 

立体感のあるデザインにスパークルシルバーが組み合わさることで陰影がはっきりと浮きでて、インパクトのある雰囲気に仕上がるでしょう。

なお、ENKEIのPF01は17、18インチの2サイズ展開となっています。

ENKEI/エンケイ PF01(タイヤホイールセット)|フジ・コーポレーション

ガンメタリック系

ガンメタリック系カラーは、重厚感とスポーティーさを兼ね備えているのが魅力といえるでしょう。シルバー系カラーと比べると、ブレーキダストなどの汚れが目立ちにくいのが特徴です。

また、ひとえにガンメタリック系カラーといっても、明るい色や暗い色があります。どちらの色合いを選ぶかによっても雰囲気が変わるので、愛車のボディカラーとの相性や実際の仕上がりをイメージして選ぶといいでしょう。 

おすすめのホイールカラー

LEHRMEISTERのLM-05Rは、力強いスポークとホイール全体のバランスが巧みに調和し、視覚的に存在感を高めるデザインが特徴的です。

複雑な要素が融合し、ボリューム感のある車のデザインとのバランスもいいでしょう。また、デザインの細部にもこだわっており、上品さと躍動感を兼ね備えたコンケイブスポークが魅力的です。

14~18インチまで展開されており、さまざまな車種に対応しています。

LEHRMEISTER / LMスポーツ LM-05R|フジ・コーポレーション

ブラック系

ブラック系カラーのホイールは、タイヤとの一体感を演出できるのが魅力です。どのようなボディカラーとも相性がいいので、汎用性の高さが特徴といえるでしょう。

また、ホイールのデザインによっては光沢感が強く出るので、メリハリのある引き締まった足元に仕上がります。

おすすめのホイールカラー

PREMIXのMER PROMESHはホイール部分がグロスブラック、リム部分がポリッシュとなっています。ツートーンカラーとなっており、おしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。

PREMIXのMER PROMESHは王道でありながら、さりげなく個性が感じられる1ピースホイールです。シンプルで洗練されたフォルムに合わせることで、プレミアムな印象に仕上がるのが魅力といえるでしょう。

デザインは王道の15本交点メッシュであるものの、スポーク根元にダイヤモンド型の切れ込みが加わることで、全体がX字を描くように見えるのが特徴的です。さらに、ディスクの端を一段深く落とし込み、ピアスボルトを施すことで華やかさと立体感を引き立てています。

なお、サイズは17~20インチまで展開されているので、さまざまな車種に適合します。

PREMIX/プレミックス MER PROMESH グロスブラック/リムポリッシュ|フジ・コーポレーション

ポリッシュ(クリア)

ポリッシュ系カラーは金属の質感を活かした光沢のあるカラーが特徴です。一見、無機質ながらも、デザインの陰影がはっきりと見えるので、スタイリッシュな雰囲気に仕上がるのが特徴です。

おすすめのホイールカラー

WedsのFZ-1のブラッシュドは、ポリッシュ系カラーの陰影がはっきりと出るデザインとなっています。足元を引き締めることができ、さらにスポーティーな印象を与えるでしょう。

軽量化と高強度を両立させた鍛造技術を採用しており、デザインだけでなく、性能にもこだわっているのが魅力のひとつです。リムから伸びる直線的なスポークはアールを描きながらオーナメントへと繋がり、ナットホール周辺の深い削り出しが奥行きと流れるような独創的なデザインに仕上がっているのが特徴です。

WEDS/F-ZERO FZ-1|フジ・コーポレーション

ゴールド

ゴールドは華やかで個性的な印象の強さが特徴です。派手なイメージがあるものの、実際に車に装着してみると、上品な仕上がりになります。抑えめなモノトーンカラーのボディカラーだけでなく、赤や青などの原色カラーの車にも相性がいいでしょう。

おすすめのホイールカラー

BBS JAPANのLMはサイズやカラーの選択肢が増え続けているものの、そのデザインは30年前と変わらず、基本的な形を守り続けています。「BBSらしさ」を象徴する10交点のクロスポーク、コンペティションでの使用を視野に入れた2ピース構造、サークル形状のセンターパートなど、どの要素にも機能美へのこだわりが感じられるでしょう。

また、上記写真のゴールド/シルバーダイヤカットリムは、メッシュ部分がゴールドとなっています。高級感溢れるデザインが特徴的で、洗練されたカラーリングと相まって、重厚感を演出することが可能です。

BBS JAPAN/BBS LM(タイヤホイールセット)|フジ・コーポレーション

ホワイト

ホワイト系カラーは膨張色であることから、ホイールが大きく見えるのが特徴です。真っ黒なタイヤとのメリハリをつけることができ、エレガントなスタイルを演出できます。

また、ホイールデザインによってはスポーティーさも引き出せるので、車種やボディカラーを選ばないのも魅力のひとつです。

おすすめのホイールカラー

YOKOHAMAアドバンレーシングのTC-4は、力強いコンケイブ形状と独特のスポークデザインが特徴的なホイールです。スポークがリムに繋がる部分を少し凹ませることで、スポークが力強く立ち上がる独特の形状を実現しています。このような工夫により、フェイスデザインが立体感を増し、TC-4ならではの個性が際立っています。

さらに、このダイナミックなデザインはリム幅が広くないサイズでも実現可能であり、たとえば7.5J幅であっても、立体感のあるデザインになるでしょう。

また、TC-4のレーシングホワイトメタリック&リングは、立体的なデザインとのバランスがよく、さまざまなボディーカラーに合わせやすいといえます。深みのあるコンケーブにより、ホワイトの陰影がはっきりと映し出されて、洗練された雰囲気に仕上がっています。

YOKOHAMA/アドバンレーシング TC-4|フジ・コーポレーション

ブロンズ

ブロンズカラーのホイールは、独特な深みと落ち着きを演出できるのが特徴です。

シルバーやブラックよりも深みのあるカラーリングであり、ボディカラーを問わずにマッチするのが魅力といえるでしょう。

おすすめのホイールカラー

RAYSグラムライツ57NRの最大の特徴ともいえるのが優れた剛性です。Rシリーズの中でも最高レベルの剛性を誇るこのモデルは、車重のある車や、ハイパフォーマンス車両に最適なホイールとして設計されています。

また、軽量でありながら高い強度を兼ね備えている点も、57NRの大きな魅力となっているでしょう。10本スポークを採用することでそのバランスを実現しています。

エッジの効いたスクエア型のスポークは、実直で力強い印象を与えつつ、天面方向に奥行きのある断面形状を採用することで、正面から見るとスリムなデザインを保ちながら、強度も確保できるのも特徴といえるでしょう。

この独自のスポークデザインこそが、57NRの特徴的な強度と美しさを生み出しているのです。

さらに、ダークブロンズカラーは、レーシングカーを思わせる雰囲気となっており、スポーティーさを追求したい人にぴったりのホイールカラーといえるでしょう。

RAYS/グラムライツ 57NR|フジ・コーポレーション

その他(レッド・パープルなど)

シルバーやポリッシュ、ガンメタリックやブラックなどの定番カラーとは異なるカラーリングのホイールにしたい人もいるでしょう。

昨今は、レッド系やパープル系カラーのホイールもあります。さらに、ツートーンカラーのホイールもあるので、個性的な雰囲気を演出したい人は、そういったカラーのホイールを選ぶといいでしょう。

おすすめのホイールカラー

WORKエモーション CR Kiwamiは、スポーク部の天面が細く絞られ、ダイナミックなアールを描き出しています。外側は直線的な形状で、内側にはV字型の切り込みが入ったツインスポークデザインが特徴的です。

センター部分を落とし込んだコンケーブ形状と、スリムなスポークが生み出す足長効果、加えて豊富なサイズ展開が、ワークエモーション CR Kiwamiの魅力を際立たせているでしょう。

WORKエモーション CR Kiwamiは、さまざまなカスタマイズオプションも揃っており、個々のニーズに応えられるのも魅力のひとつです。

また、上記写真のKURENAIは、ブラックベースのホイールに赤のストライプラインがあしらわれたデザインが特徴です。ブラック基調なので落ち着いた雰囲気があるものの、赤のストライプラインが入ることで、メリハリのある洗練されたデザインに仕上がっています。

また、ほかにもミントやカシスなど個性溢れるホイールカラーがあります。

WORK/エモーション CR kiwami|フジ・コーポレーション

車体のボディ色に合うホイールカラー

ホイールカラーにはさまざまな種類があり、どの色を選ぶかよって、全体の雰囲気がガラッと変わります。ただ、ホイール単体で見ても、実際どのような仕上がりになるかわからないので、悩んでしまう人もいるでしょう。

ここでは、愛車のボディ色に合うホイールカラーを紹介します。

白系のボディ色に人気のホイールカラー

白系のボディカラ-はどのような色、デザインのホイールも合わせやすいです。中でも、ブラックやガンメタリック系カラーのホイールは、ボディカラーとのメリハリをつけることができ、スタイリッシュな雰囲気に仕上げることが可能です。

また、ディスク部分がブラック基調、リム部分がメッキのツートーンカラーのホイールもマッチするでしょう。

黒系のボディ色に人気のホイールカラー

黒系のボディカラーも白系のボディカラーの車と同じように、基本的にはどのような色のホイールでも似合うでしょう。

中でも、シルバーを基調としたホイールであれば、全体的に高級感のある仕上がりとなります。また、ゴールド基調のホイールを装着すれば、華やかで豪華な雰囲気に仕上げられます。

さらに、ブラック系カラーやポリッシュ系カラーのホイールなら、重厚感のある洗練されたイメージになるでしょう。

シルバー系のボディ色に人気のホイールカラー

シルバー系のボディカラーの車もどのような色のホイールでもマッチします。とくにガンメタリック系ホイールは、全体的に引き締まって見え、高級感のある仕上がりとなります。

また、シルバー系のボディカラーの車にブラック基調のホイールをあわせることで、全体的にシックな雰囲気になるでしょう。落ち着いた雰囲気に仕上げたい人はブラック基調やガンメタリック系カラーのホイールを選ぶのをおすすめします。

赤系のボディ色に人気のホイールカラー

ボディカラーが赤系の車両には、ブラックやガンメタリック、ブロンズやゴールド、ホワイト系カラーのホイールがおすすめです。

たとえば、ブラック系カラーのホイールをあわせると、全体的にまとまりのある洗練された雰囲気に仕上がります。また、シルバー系のホイールであればスポーティーな見た目になるでしょう。

さらに、ガンメタリック系ホイールであれば、ブラック系カラーと同様にまとまりのある質感の高い雰囲気になります。ゴールド系カラーを選べば、スポーティ-さを重視した印象を与えられるでしょう。

青系のボディ色に人気のホイールカラー

青系のボディカラーの車にはブラックやシルバー、ガンメタリック、ブロンズやゴールド、ホワイト系カラーのホイールがおすすめです。

青系のボディカラーの車にホワイト基調のホイールをあわせれば、コントラストを強調したメリハリのある雰囲気に仕上がります。また、ダークなブロンズ系カラーのホイールを選ぶとレーシーな雰囲気になり、スポーティーさが増すでしょう。

さらに、ガンメタリック系カラーのホイールであれば、高級感溢れる雰囲気に仕上がります。

ホイールカラー選びに迷ったらどうする?

各ホイールメーカーから、さまざまなデザインやカラーのホイールが展開されています。そのため、数多くあるホイールの中から、どれを選べばいいか迷ってしまう人も多いでしょう。

ホイールカラー選びに迷ったら、実際に実物を見て決めるのもおすすめです。カー用品店やタイヤ専門店であれば、在庫が豊富にあるので実物を見ながらホイール選びができます。

また、タイヤ専門店であれば、タイヤやホイールの知識を豊富に持ったスタッフが在籍しているので、ホイールカラーの選び方を相談できるでしょう。

なお、タイヤ専門店のフジ・コーポレーションでは、オンライン上でホイールをフィッティングできる「ホイールフィッティングルーム」サービスを無料で提供しています。車種やボディカラー、ホイールの種類やカラーを選択すれば、CGイメージを見ることができます。

車高調整も可能なので、車高を下げたときや上げたときの雰囲気も確認でき、ホイールデザインやカラー選びの参考になるでしょう。

ホイールカラーで愛車に個性を出そう

タイヤ交換のついでに愛車のイメージを変えるために新しいホイールに交換したい人もいるでしょう。昨今はさまざまなデザインやカラーのホイールがあるので、多様な選択肢の中から好みのホイールを選択できます。

ホイールカラーを選ぶときは、愛車のボディカラーとの相性に加え、演出したいイメージを想像することが大切です。フジ・コーポレーションのホイールフィッティングルームでは、オンライン上でホイールの試着ができるので、実際の仕上がりをイメージしながらホイールを選ぶことが可能です。

フィッティングルームでシミュレーションする

※この記事は2025年1月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。