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シエンタのタイヤサイズはどれくらい?おすすめタイヤ5選を徹底紹介!

2024.08.31

シエンタ10系のタイヤサイズや、タイヤサイズを確認する方法を紹介します。さらに、シエンタのタイヤはインチアップできるかに加え、インチアップするメリットについても併せて解説します。

そのほか、シエンタにおすすめのタイヤ5選や、タイヤ交換に対応した業者の特徴も見ていきましょう。

シエンタのタイヤサイズは?

車種によっては、グレードごとにタイヤサイズが異なるケースがあります。ここでは、シエンタ10系のタイヤサイズについて、グレード別に見ていきましょう。

グレードZGX
タイヤサイズ185/65R15185/65R15185/65R15

シエンタ10系のタイヤサイズは、全グレード共通で15インチです。

タイヤサイズに違いはありませんが、上位グレードの「Z」はアルミホイールが標準装備、「G」「X」はスチールホイールと、素材やデザインに違いがあります。

シエンタのタイヤサイズの確認方法 

タイヤサイズを確認するには、主に5つの方法が挙げられます。ここでは、それぞれの確認方法について、詳しく見ていきましょう。

空気圧ラベルから確認 

シエンタの運転席側のドア(Bピラー部分)に空気圧ラベルが貼られています。空気圧ラベルには空気圧の適正値だけでなく、純正のタイヤサイズの記載があるので、そこから確認できます。

タイヤのサイドウォールから確認 

インチアップやインチダウンしていたり、スタッドレスタイヤなどに変更していたりする場合は、純正のタイヤからサイズが変わっているケースがあります。

そのようなときはタイヤのサイドウォールを見れば、今装着しているタイヤのサイズを確認できます。

タイヤのサイドウォールには、「185/65R15」といった数字とアルファベットが刻印されており、それらの数字はタイヤの情報を示すものです。

たとえば「185/65R15」の場合、「185」がタイヤのトレッド面(幅)、「65」がタイヤの偏平率(サイドウォールの厚さ)、「15」がタイヤのインチサイズを示しています。

タイヤのサイドウォールの情報がわかるようになれば、すぐにタイヤサイズが確認できるようになります。

取扱説明書から確認 

取扱説明書には、純正のタイヤサイズが書かれています。車種やグレードによってタイヤサイズが異なることがありますが、シエンタ10系ではすべてのグレードでタイヤサイズが同じなので問題ないでしょう。

なお、紙媒体の取扱説明書ではなく、スマートフォンなどで閲覧できるデジタル版の取扱説明書で確認するケースもあるかもしれません。旧型などではタイヤサイズが違うケースがあるので、グレードが合っているか確認するようにしましょう。

メーカー公式ホームページから確認 

メーカー公式ホームページでは、Webカタログや主要諸元表を無料で閲覧できるようになっています。Webカタログや主要諸元表には、グレード別のタイヤサイズが記載されているので、そこからサイズを確認することが可能です。

また、過去モデルのカタログも閲覧できることから、旧型シエンタのタイヤサイズも確認できます。

ディーラーに問い合わせて確認

ディーラーでは顧客情報を保管しており、過去の購入歴や車のメンテナンス履歴などのデータが残っています。

つまり、シエンタを購入したディーラーに直接問い合わせれば、タイヤサイズを教えてもらえます。

ただしインチアップやスタッドレスタイヤなど、新車時からタイヤ交換している場合は、ディーラーではサイズを把握していない可能性があるので、現車を確認するほうが確実でしょう。

タイヤ交換のタイミングはいつ? 

タイヤ交換は、一体どのようなときに必要なのでしょうか。

たとえばタイヤが変形していたり、大きなひび割れが発生していたりなど、明らかに異常が発生しているときは、交換が必要だとわかるでしょう。

しかし、目でわかる明らかな異常が発生していなくても、タイヤを交換したほうがいいケースがあります。

ここでは、タイヤの寿命について、3つの視点から解説します。

使用から5年または製造から10年経過した 

新品タイヤを使用してから5年以上が経過したとき、またはタイヤが製造されてから10年以上経過したときに、タイヤを交換したほうがいいでしょう。

タイヤメーカーでは、タイヤを使い始めてから5年が経過したタイミングで、専門店による点検を推奨しています。点検の際に、ひび割れや破損など走行に支障をきたすトラブルが確認された場合、安全を考慮して交換しなければなりません。

また、使用年数にかかわらず、タイヤが製造されてから10年経過したタイミングも交換時期の目安です。ゴム製品であるタイヤは、経年によって劣化が進みます。時間が経つにつれてどんどんと硬化してしまい、本来の性能を発揮できなくなります。

そのため、タイヤの状態や残溝にかかわらず、製造されてから10年経過したタイミングで専門店に点検してもらい、判断してもらいましょう。

タイヤを装着してから走行距離が32,000kmを超えた 

タイヤの溝が少なくなると本来の性能を発揮できなくなり、走行性能に影響する可能性もゼロではありません。タイヤの残溝が1.6mm程度なっていればタイヤ交換が必要です。タイヤの残溝が1.6mm以下になると、車検に通らないからです。

タイヤは約5,000kmで1mm程度摩耗すると言われており、仮に32,000km走行すると、6.4mm程度摩耗することになります。新品タイヤの溝がおおよそ8mmなので、32,000km走行すると、残溝が1.6mmという計算になります。

したがって、新品のタイヤを装着後は32,000kmをひとつの目安として、タイヤ交換を検討しましょう。

タイヤの残溝が4mm以下になった 

タイヤの残溝が1.6mm以下は絶対にタイヤ交換が必要なタイミングです。安全に配慮するならば、タイヤの残溝が4mm以下になったタイミングでタイヤの交換を検討しましょう。

タイヤメーカーでは、新品タイヤから約50%(4mm程度)摩耗すると、本来の性能を発揮できなくなる可能性があると示しています。50%程度というのはあくまでも目安ですが、タイヤ交換のひとつのタイミングとして覚えておきましょう。

シエンタのタイヤはインチアップできる? 

シエンタのタイヤは最大17インチまでインチアップできます。

ただし、インチアップするときは、タイヤの外径が変わるので、規定範囲内に収まるようにタイヤサイズを調整しなければなりません。また、ロードインデックス値が純正同等以上のものを選んだり、タイヤサイズが変わったことでボディと干渉していないかを確認したりする必要があります。

インチアップするときは安全性を確保するためにもタイヤ選びが非常に重要なので、専門知識を持ったタイヤ専門店に相談することをおすすめします。

シエンタのタイヤをインチアップするメリット

シエンタのタイヤは最大17インチまでインチアップできますが、そもそもインチアップにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは、タイヤをインチアップする3つのメリットを詳しく見ていきましょう。

ファッション性の向上 

通常、タイヤをインチアップするときは、タイヤの偏平率を小さくします。偏平率が小さくなるとタイヤのサイドウォールの厚みが薄くなり、ホイールの面積が増えることから、ファッション性が向上します。

また、ホイールにはさまざまなデザインや色があるので、純正のホイールデザインと異なるものを選べることから、自分好みのカスタマイズができるのも魅力といえるでしょう。

グリップ力の向上 

タイヤをインチアップするときは、トレッド面を広くすることが一般的です。タイヤのトレッド面が広くなるとタイヤと路面との接地面積が増えるので、グリップ力が向上します。

グリップ力が向上するとコーナリング時に安定感がアップし、より運動性能の高い走行が可能になるでしょう。

応答性の向上 

インチアップではタイヤの偏平率を小さくして、タイヤのサイドウォールの厚みを薄くします。そうすることでたわみが生じにくくなり、コーナリング性能が向上します。

さらにハンドルからの応答性もよくなることから、操縦安定性の向上を期待できるでしょう。

シエンタのタイヤをインチアップするデメリット

シエンタのタイヤをインチアップすることで、ファッション性やグリップ力が向上するなどさまざまなメリットがあります。しかし、インチアップを検討するにあたり、デメリットについても理解しておいたほうがいいでしょう。

ここでは、シエンタのタイヤをインチアップする2つのデメリットを紹介します。

乗り心地が悪くなるケースがある 

インチアップするとタイヤの偏平率が小さくなり、タイヤのサイドウォールの厚みが薄くなります。サイドウォールが薄くなると、路面からの振動やノイズがダイレクトに車内伝わりやすくなるので、乗り心地が悪くなったと感じる人もいるでしょう。

燃費が悪くなることがある 

インチアップすることで、燃費に影響する可能性もあります。タイヤをインチアップするときはトレッド面が広くなるので、路面との接地面積が増えます。

接地面積が増えればグリップ力が向上しますが、一方で転がり抵抗が大きくなることから燃費に影響してしまうのです。

シエンタにおすすめのタイヤ5選

シエンタのタイヤサイズに加え、インチアップできるかどうか、インチアップのメリットを理解したところで、実際にどのようなタイヤを選べばいいか気になる方も多いでしょう。

ここでは、シエンタにおすすめのタイヤ5選を紹介します。

・YOKOHAMA ブルーアース GT AE51
・BRIDGESTONE エコピア NH200 C
・DUNLOP ルマン V+(ファイブプラス)
・FALKEN ジークス ZE310R エコラン
・PIRELLI パワジー

YOKOHAMA ブルーアース GT AE51

おすすめポイント
新開発の高剛性・非対称パターンにより優れた操縦安定性を実現
ブルーアースGT専用構造により低燃費性能が向上
低燃費タイヤに認定

YOKOHAMA/ ブルーアース GT AE51は、14〜20インチまで展開されているグランドツーリングタイヤです。

レーンチェンジ時のふらつきを低減でき、より快適な乗り心地を実現しています。

シエンタのような全高が高いコンパクトミニバンの場合、コーナリング時にふらつきが発生しやすい特徴があります。ふらつき低減できるタイヤを選ぶことで、より安定した走行が可能になるでしょう。

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BRIDGESTONE エコピア NH200 C

おすすめポイント
優れた低燃費性能を実現
偏摩耗を抑制し、優れた安定性を確保
全サイズ低燃費タイヤに認定

BRIDGESTONE エコピア NH200 Cは、優れた低燃費性能を実現した軽自動車、コンパクトカー専用タイヤです。

ブリヂストンの独自技術であるULTIMATE EYEにより、高い耐偏摩耗性が確保されているのが特徴です。

ショルダー部分が摩耗しにくい設計となっており、従来モデルよりも寿命が長いことから、交換頻度を抑えたい人におすすめのタイヤといえるでしょう。

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DUNLOP ルマン V+(ファイブプラス)

おすすめポイント
ダンロップ独自技術のサイレントコアにより高い静粛性を実現
高級感を演出するNano Blackを採用
高いウェット性能を確保

DUNLOP ルマン V+(ファイブプラス)は、14~20インチまで展開されているバランスが取れたコンフォートタイヤです。

従来モデルより、ウェットブレーキ性能が2%向上されているほか、クッション性が向上されていてソフトな乗り心地が実現されています。

路面から伝わる振動やノイズが低減されるので、日常使いはもちろん、快適な長距離ドライブができるでしょう。

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FALKEN ジークス ZE310R エコラン

おすすめポイント
スポーツ性と快適性を両立したコンフォートタイヤ
低燃費タイヤ「AA」「C」の基準にクリア
新パターン採用により優れた静粛性を実現

FALKEN ジークス ZE310R エコランは、17および18インチの2サイズが展開されています。

新しいコンパウンドが採用されており、ドライ路面だけでなくウェット路面での走行性能が向上されています。

通勤やレジャーなど、幅広い用途におすすめのコストパフォーマンスの高いタイヤです。

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PIRELLI/ PIRELLI パワジー

おすすめポイント
ワイドセンター溝により優れたブレーキング性能を実現
特殊なサイプ形状により高い耐ハイドロプレーニング性能を確保
ハイパフォーマンスコンパウンドによりウェット性能とドライ性能を両立

PIRELLI/ PIRELLI パワジーは、15〜21インチまで展開されているサマータイヤです。

優れた耐ハイドロプレーニング性能に加え、高いウェットハンドリング、ブレーキング性能を実現しています。

細かなサイプ形状によりウェット性能が向上されていることから、急な大雨でも安心して走行できるでしょう。

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シエンタのタイヤはどこで交換する?

タイヤ交換は主に4つの場所で対応しています。ここではタイヤ交換に対応している業者と特徴を紹介します。

ディーラー 

ディーラーでは純正のタイヤ交換が可能です。タイヤ交換だけでなく、さまざまな点検にも対応していることから、タイヤ交換のついでに車全体のメンテナンスをしてもらいたい人にぴったりでしょう。

一方で、純正と同じサイズのタイヤにしか交換できず、基本的にインチアップやインチダウンには対応していません。

また、取り扱っているメーカーや銘柄が限定されているケースがあるので、希望のタイヤを選べない可能性もあります。

カー用品店 

カー用品店では、数多くのメーカーや銘柄のタイヤを取り扱っています。店舗によるものの、在庫数も多く、希望のタイヤを見つけられる可能性があります。

また、カーナビやGPSレーダー、ドライブレコーダーなども取り扱っており、タイヤ交換と一緒に取り付けを依頼することも可能です。

ガソリンスタンド 

ガソリンスタンドでもタイヤ交換ができるケースがあります。ただし、対応していないところもあるので事前に確認しましょう。

また、タイヤ交換を専門にしているわけではないので、タイヤの種類や在庫が少なく、シエンタのサイズに合うタイヤの在庫がない場合もあります。

ガソリンスタンドに問い合わせる際は、タイヤ交換に対応しているかどうかに加えて、希望のタイヤなどを伝えてみるといいでしょう。

タイヤ専門店 

タイヤ専門店では、さまざまな種類のメーカーや銘柄のタイヤを扱っています。タイヤの専門的な知識を持ったスタッフが在籍しているので、希望条件に合ったタイヤの提案が可能です。

また、在庫数も豊富にあることから、予約が空いていればその日のうちにタイヤを交換してもらえます。

タイヤ専門店であるフジ・コーポレーションでは、タイヤの知識を持った専門スタッフが、お客様にぴったりのタイヤを提案いたします。お気軽にご相談ください。

タイヤ・ホイール・カー用品・パーツ専門通販|フジ・コーポレーション

まとめ

シエンタ10系のタイヤサイズは、全グレード共通で15インチです。ただし、グレードによって、アルミホイールかスチールホイールかが変わります。

どのグレードもインチアップに対応しており、最大17インチまでインチアップできます。また、ふらつきを抑制できるタイヤや、ロードノイズを抑えられるタイヤを選べば、快適なドライブを楽しめるでしょう。

希望や用途に合ったタイヤを選ぶためにも、タイヤの専門的な知識を持ったスタッフが在籍しているタイヤ専門店に相談することをおすすめします。

※この記事は2024年7月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。