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ミニバンのタイヤおすすめ5選!選ぶポイントも徹底解説

2022.11.09
ミニバンのイメージ

ミニバンのタイヤ選びは、走行時の安定性や安全性、タイヤの寿命を左右する重要なポイントです。目的に合った性能のタイヤを選びましょう。

本記事では、走行時のふらつき、静粛性、雨天時のグリップ力やタイヤの摩耗による寿命、燃費など、ミニバン特有のデメリットを回避するタイヤの選び方を解説します。

あわせて、目的に合わせたミニバンのタイヤ選びの参考になる、おすすめのタイヤを紹介します。

ミニバンのタイヤを選ぶポイント

チェックリスト

ミニバンのタイヤを選ぶポイントは次の通りです。

  • ミニバン専用タイヤをチェック
  • 走行時の燃費性能
  • 走行時の静粛性
  • ふらつき抑制
  • タイヤの消耗しにくさ

それぞれのポイントを押さえて、目的に合わせたミニバンのタイヤを選びましょう。

ミニバン専用タイヤをチェック

ミニバン専用タイヤは、ミニバン特有のデメリットとして考えられるふらつきや燃費性能、走行音やグリップ性をバランスよくカバーできます。

そのため、ミニバンのタイヤ選びには、ミニバン専用に設計されたタイヤを選ぶことをおすすめします。

ミニバン専用のタイヤは各メーカーから販売されていますが、それぞれのタイヤにより優れているポイントが違うため、自身が重視する特徴が備わっているタイヤを選びましょう。

走行時の燃費性能

タイヤは走行時の摩擦と抵抗により、燃費性能が異なります。摩擦と抵抗の大きさはタイヤの接地面やタイヤの構造により異なるため、タイヤによって違いがあります。

燃費性能重視でミニバンのタイヤを選ぶなら、摩擦や抵抗が小さくスムーズにタイヤが転がる低燃費タイヤがおすすめです。

低燃費タイヤとは、「一般社団法人日本自動車タイヤ協会」が定めるグレーディングシステムで、5段階評価の転がり抵抗性能と、4段階評価のウェットグリップ性能を基準に選ばれたタイヤです。

転がり抵抗性能は、進行方向と逆向きに生まれるタイヤの抵抗性能を基準としており、ウェットグリップ性能は、タイヤパターンによる撥水性や濡れた路面上での静止性能が基準となります。

走行時の静粛性

ミニバンは車の構造上、後輪タイヤが3列目のシートの真上にあるため、ロードノイズと言われる走行音が気になることがあります。静粛性に優れたタイヤを選べばロードノイズを軽減できます。

静粛性に優れたタイヤの特徴は、タイヤのトレッドパターンの大きさや内部構造、素材の工夫により、ロードノイズなどの騒音を吸収できることです。

ふらつき抑制

ミニバンは、3列シートで6人から8人が乗車でき、上から見た投影面積が大きく高さもあるタイプが多いです。そのため、高速走行中に横風にあおられたり車線変更時にふらついたりしやすくなります。

ふらつきを抑制するには、タイヤのふらつき防止構造に優れた安定性重視のタイヤがおすすめです。

タイヤの消耗のしにくさ

乗用車に比べて高さがあり乗車人数も多いミニバンは、タイヤに大きな負担がかかります。タイヤに対する圧力も多くかかるため偏摩耗が起こりやすく、タイヤの寿命が短くなる傾向があります。

偏摩耗とは、タイヤの接地面が車重により変形したまま走行することによって、片べり摩耗や両べり摩耗など、偏ってタイヤの摩耗が進んでしまうことです。道路条件や使用条件により、タイヤが部分的に摩耗する場合もあります。

消耗しにくいタイヤを選ぶなら、耐摩耗性に優れたタイヤがおすすめです。

偏摩耗しやすいショルダー部のブロック剛性を高くするのに加えて、サイドウォールも高剛性にすることでミニバン特有のふらつきが抑制され、優れた操縦安定性と高い偏摩耗性能を発揮するよう設計されてます。

ミニバンにおすすめのタイヤ5選

ミニバンの車

ここでは、ミニバンにおすすめのタイヤを紹介します。各商品ごとの性能や特徴を詳しく見ていきましょう。

ヨコハマ ブルーアース-RV RV03

ヨコハマ ブルーアース-RV RV03は、静寂性と摩耗寿命の向上、ウエット性能の維持を実現した人気のミニバンタイヤです。

溝面積比を減らし操縦安定の低下を抑制したパターン技術のおかげで、走行時のふらつきを抑制し、偏摩耗抑制することでミニバン特有のロードノイズの悩みも解決しました。車内がより静かな快適空間へ生まれ変わります。

タイヤが地面と接触する接地形状やプロファイルを最適化したことで、摩耗寿命は従来品に比べて20%も大幅アップしたミニバン専用のエコタイヤです。

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ブリヂストン レグノ GRVⅡ

ブリヂストン レグノ GRVⅡ

「より上質で快適な車内空間」がコンセプトのブリヂストンが販売するミニバン専用エコタイヤです。

ミニバン特有のサードシートで気になるロードノイズに着目し、進化したサイレントテクノロジー技術により、車内のすべてのシートで音楽や映画、会話を楽しみながらドライブを楽しめます。車内の静粛性を求めるユーザーにおすすめです。

ミニバン特有のコーナリング時や横風、路面のうねりによる、ふらつきを最小限に制御するため「レグノミニバン用サイドチューニング」を採用しています。また低燃費性能とウェット性能を高次元で両立するため、ブリヂストン独⾃技術の「ULTIMATアルティメット EYEアイ」を採用した、日本のタイヤメーカーを代表するブリヂストンの最新技術が詰まった快適な商品です。

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ブリヂストン プレイズ PX-RV Ⅱ

ブリヂストン プレイズ PX-RV Ⅱ

「濡れた路面でしっかり止まる、しっかり曲がる」を追求したタイヤです。雨の日に強く、少しでも長いライフ性能にこだわるなら、ブリヂストン プレイズ PX-RV Ⅱのミニバン専用タイヤがおすすめです。

タイヤ内部のサイドの骨組みを強化したことで、強い剛性を確保し、背の高いミニバン特有のふらつきを制御。さらに、シリカ配合ウエット重視ゴムの採用で高いウエット性能に優れているため、雨天時の車線変更でもスムーズな走行性が味わえます。

また、ミニバン専用の高剛性パターンの採用と、耐摩耗向上に寄与するシリカを配合したゴムの採用により、摩耗によるタイヤ消耗を極力少なくしています。そのため、高いライフ性能が実現しました。

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ダンロップ エナセーブ RV505

ダンロップ エナセーブ RV505

走行時の横風や、カーブ時の荷重移動によるふらつき回避に注目するなら、ダンロップ エネセーブ RV505がおすすめです。

ダンロップのFUNBARI TECHNOLOGYにより、車線変更時のふらつきが従来品より19%も向上しました。耐偏摩耗性能の進化によりライフ性能にも優れ、新プロファイルと新カオスピッチ配列の採用で、パターンノイズやロードノイズを抑制し、走行時の静粛性にも優れた商品です。

ミニバンタイヤ特有のデメリットを低減したことで、快適かつ安全にミニバン走行が楽しめます。転がり抵抗性能AA、ウエットグリップ性能bcランクのミニバン専用エコタイヤです。

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ミシュラン プライマシー4プラス

ミシュラン プライマシー4プラス

ミシュラン プライマシー4プラスは、濡れた路面走行中の安心感が持続するウェットブレーキ性能に優れたプレミアムコンフォートタイヤです。

「エバーグリップ・テクノロジー」の採用でタイヤが摩耗した状態でのウェットグリップ性能が向上しました。履き替え時のウエットブレーキング性能は3.7%向上し、履き始めから履き替え時まで安心感が継続します。

また、「サイレント・リブテクノロジー」の採用でタイヤパターンから発する音圧を一定にし、フロントシートからサードシートまで優れた静粛性が実現したことで乗車している誰もがドライブを心地よく快適に楽しめるおすすめのタイヤです。

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まとめ

ローアングルの車とタイヤ

ミニバン特有の悩みには、走行時の横風や車線変更時のふらつきがあります。また、乗車時の静粛性の問題、安全な操縦性の問題、車体構造による偏摩耗でタイヤの寿命が消耗するなど、さまざまなデメリットがあります。

そんなミニバンのデメリットを解消するには、それぞれの目的に合わせたタイヤ選びがポイントです。自分の目的に合わせたタイヤを選べば、快適で安全性に優れたミニバンでのドライブが楽しめるでしょう。