SUV専用タイヤおすすめ5選!選び方もわかりやすく解説
車体が大きく重さもあるSUVには、SUV専用タイヤを装着しましょう。本記事では、おすすめのSUV専用タイヤ5選を紹介。SUV専用タイヤを選ぶ際に参考になる、タイヤタイプや燃費性や耐摩耗性、静粛性などタイヤの機能性を解説します。
目次
おすすめのSUV専用タイヤ5選
SUVは車体重量が重く、タイヤにかかる負荷が大きく、摩耗が早くなりがちです。そのため、安全性や快適性を求めるならSUV専用タイヤの装着をおすすめします。ここでは数あるSUV専用タイヤから厳選したおすすめを5つ紹介します。
YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015
- 高耐久で寿命が長い
- オフロード性能がレベルアップ
- ウェット路面やスノー路面での制動性が向上
YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015は、ヨコハマタイヤから販売されているSUV専用タイヤです。「ジオ(GEO)=地球」「ランド(LAND)=大地」「ギア(GEAR)=道具」の言葉から生まれ「地球の大地を走り回る道具」の意味を持つGEOLANDARブランドの商品です。
GEOLANDAR A/T G015は、不整地や未舗装路での耐カット性、耐チッピング性を確保しながらも、オンロードでの耐摩耗性を向上させることで、耐久性のある長寿命を実現しています。
オフロードでは、レベルアップしたアグレッシブパターンの採用により、ウェット路面で高い運動性能や耐ハイドロ性を発揮します。そのため、スノー路面・マッド路面をしっかりと踏み固めオフロードのトラクション性能の向上を実現しています。
タイヤサイズ | 14,15,16,17,18,19,20インチ |
BRIDGESTONE ALENZA LX100
- 高い静粛性
- 専用設計によるふらつきの低減
- 耐摩耗性が向上
ブリヂストンから販売されているおすすめのSUV専用タイヤは、オンロード時の走行に特化して開発されたALENZAシリーズの商品です。
ALENZA LX100は、プレミアムなSUVに求められる静かさと心地よい乗り心地を追求したサイレントテクノロジー技術により、静粛性が従来品よりも向上しました。
また、SUV専用サイドチューニングを採用したことでSUVにありがちなふらつきも低減、また非対称新パターンの採用により高い耐摩耗性にも優れています。
ワイルドな印象のSUVでも、快適な乗り心地や静粛性を求める人におすすめのSUV専用タイヤです。
タイヤサイズ | 15,16,17,18,19,20,21,22インチ |
DUNLOP GRANDTREK AT5
- 悪路での力強いトラクションを実現
- 新コンパウンドでウエット性能を向上
- 摩耗エネルギーを低減しライフ性能を向上
ダンロップから販売されているSUV専用タイヤは、オフロード・オンロード時の性能を両立したGRANDTREKシリーズの商品です。
GRANDTREK AT5は、オフロードでの走破性とオンロードでの静粛性を両立。耐カット性能の向上や、石噛みを防止するストーンインジェクター配置により、悪路も走破する力強いトラクションを発揮します。
また、新コンパウンドの採用による雨の日のドライブにも安心な高いウエット性能、新パターンとAT5専用の新プロファイルによる摩擦エネルギーの低減によりライフ性能も向上しています。
タイヤサイズ | 15,16,17,18インチ |
BFGoodrich TRAIL-TERRAIN T/A
- ロングライフと快適性を実現
- あらゆる路面状況の変化に対応するトレッドパターン
BFGoodrichはアメリカのタイヤブランドで、日本では主にSUV、ライトトラック、エクストリーム4×4向けタイヤを販売しています。
BFGoodrichで人気のSUV専用タイヤは、舗装路のさまざまな路面環境下や砂利道やキャンプ場など非舗装路でも、安全性と快適性と安心性能を発揮するTRAIL-TERRAINシリーズの商品です。
サイプが深く刻まれており、雨天時の路面の水膜を除去するため、天候にとらわれず安定したグリップ力を維持できます。
また凹凸のあるショルダーデザインは、砂利道やキャンプ場などの非舗装路でトラクション性能を発揮し快適性と安全性を確保しています。
タイヤサイズ | 15,16,17,18,19,20,22インチ |
GRIPMAX Mud Rage R/T MAX
- オンロードのウェット性能とオフロードでの耐カット・チッピング性の向上
- ドレスアップにこだわったホワイトレターを採用
高品位な4WD・SUV専用タイヤを販売するGRIPMAXは、広く世界中のSUVユーザーに使われており、先進的な製品でユーザーのニーズに応えるグローバルタイヤブランドです。最新タイヤサイズの製品化を実現する開発体制と、最先端の生産技術により高品質で独創的な製品を提供します。
GRIPMAX Mud Rage R/T MAXは、オン・オフどちらの環境にも満足な走行が可能なタイヤです。
オフロードでの過酷な地形での走行を想定している一方で、オンロードでの操縦安定性やロードノイズの低減も実現しています。
SUV専用タイヤのドレスアップ定番のホワイトレターを採用しているため、見た目にこだわりたい人におすすめの商品です。
タイヤサイズ | 12,14,15,16,17,18,20,22インチ |
SUV専用タイヤの選び方
SUV専用タイヤを選ぶポイントは主に以下の2つです。
- 走行シーンに合った種類を選ぶ
- 機能性に注目して選ぶ
※解説する上でわかりやすい特徴を紹介しております。タイプによっては別の種類の特徴が含まれるケースもあります。
走行シーンに合った種類を選ぶ
SUV専用タイヤは走行シーンに合わせたさまざまな種類があり、主に以下のようにわけられます。
- オンロードタイプ
- オフロードタイプ
それぞれのタイプごとに詳しく見ていきましょう。
オンロードタイプ
街乗り時の静粛性と燃費性能に優れ、砂利道や濡れた道などの悪路での走行にも適しています。
低燃費性能にも優れている商品が多いため、停車や発進を繰り返すことが多い街中の走行にも向いています。
さまざまな目的に利用しやすいため、SUV初心者にもおすすめのタイプです。
オフロードタイプ
泥道や砂利道など舗装されていないオフロードを走行することが多い人は、オフロードタイプがおすすめです。
ほかのタイプのタイヤに比べて横溝が多い構造なので、地面に引っかかりやすく、悪路でも安全に走行できます。タイヤのサイドウォールに厚みがあり、偏平率が高いので衝撃に強いのもオフロードタイプの特徴です。
機能性に注目して選ぶ
SUV専用タイヤを選ぶには、以下のようなタイヤの機能性にも注目して選びます。
- 燃費性能
- 静粛性
- 耐摩耗性
それぞれの機能性を詳しく見ていきましょう。
燃費性能
燃費性能を重視したい場合は低燃費タイヤを選びましょう。
低燃費タイヤとはJATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定めたグレーディングシステムで転がり抵抗性能(低燃費)が「AAA」「AA」「A」、ウェットグリップ性能が「a」「b」「c」「d」のものです。
タイヤの転がり抵抗性能とは、タイヤの回転時に進む方向に対して反対側に加わる力をいい、小さければ小さいほどタイヤの回りもスムーズで低燃費につながります。
また、転がり抵抗とウェットグリップ制動距離の関係は、タイヤの転がり抵抗を低減すれば、濡れた路面での制動距離は伸びる傾向にあります。安全性を考慮するためにウェットグリップ性能も低燃費の評価基準にあわせて評価される仕組みです。
「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」は等級分けされ、ラベル表示されています。低燃費性能に特化してタイヤを選ぶ場合はラベルを意識してみましょう。
静粛性
タイヤの接地面が狭い軽自動車や普通車に比べて、SUV専用タイヤは幅が広く地面とタイヤの接地面が広いためロードノイズが大きく響く傾向があります。
走行時のロードノイズを抑えたい、車内で音に遮られることなく同乗者と会話したいといった場合は、静粛性に特化したタイヤがおすすめです。
耐摩耗性
耐摩耗性とは、摩耗に対する耐性のことをいいます。SUVの場合、セダンやコンパクトカーよりも重心が高く重量があるため、タイヤにかかる負担が大きいので、耐摩耗性の高いタイヤを選ぶことがポイントです。
耐摩耗に対応したタイヤは、ゴムの高密度・接地圧の均一化など、耐摩耗に特化した工夫が施されています。
SUV専用タイヤの寿命
使用状況や点検の頻度、保管の仕方などで変動しますが、タイヤの寿命は平均で4~5年とされれいます。メーカーでは使用開始後5年以上のタイヤはタイヤ販売店で点検を受けることを推奨しています。また製造から10年以上経過するタイヤは見た目に問題がなくても交換するのが望ましいです。
タイヤの寿命を少しでも延ばすには、日常的な点検や保管方法、丁寧な運転を心がけることが大切です。
まとめ
SUV専用タイヤの履き替えを考えているなら、タイプや機能性を考慮して自分の目的に合わせたタイヤを選ぶことがポイントです。
乗り心地重視で市街地や高速道路を中心とした走行ならコンフォードタイプ、砂利道や泥道を走るならオフロードタイプ、市街地も砂利道どちらも走行するならオンロードタイプといったように、自分の利用する環境に合わせたタイプを選ぶことで、走行性や見た目、経済的にも満足できるでしょう。
本記事では、おすすめのSUV専用タイヤ5選を紹介しました。走行目的や環境に合わせた商品を選んでSUV本来の性能を活かした快適なSUVライフを楽しみましょう。