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プリウスの純正タイヤサイズはどれくらい?おすすめタイヤ5選を紹介

2024.07.29

プリウスのタイヤ交換を検討しているものの、タイヤサイズがどれくらいなのか、わからない人もいるかもしれません。また、タイヤ交換に伴い、インチアップを検討している人もいるでしょう。

本記事では、プリウスのタイヤサイズに加え、タイヤ交換の適切なタイミングやインチアップが可能かどうかを解説します。さらに記事の後半では、プリウスにおすすめのタイヤ5選も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

プリウスのタイヤサイズは?

プリウスのタイヤサイズは、グレードによって異なります。

60系プリウスのグレードごとのタイヤサイズは以下の通りです。

グレードタイヤサイズ
Z195/50R19
G195/50R19
U195/60R17

このように、ZおよびGでは19インチ、Uでは17インチとなっています。

プリウスのタイヤサイズの確認方法

プリウスのタイヤサイズの確認方法として、「空気圧ラベル」「タイヤのサイドウォール」「取扱説明書」「メーカー公式ホームページ」「ディーラーへの確認」が挙げられます。それぞれを解説します。

空気圧ラベルから確認

プリウスの運転席側のドア(Bピラー)には、空気圧ラベルが貼られています。空気圧ラベルには適正な空気圧の値に加え、純正のタイヤサイズが記載されています。

空気圧ラベルを見れば、純正のタイヤサイズと空気圧の適正値を確認できます。

タイヤのサイドウォールから確認

現在装着しているタイヤのサイズを確認するには、サイドウォールを確認するのがおすすめです。

空気圧ラベルには純正のタイヤサイズが書かれていますが、スタッドレスタイヤに交換していたり、インチアップやインチダウンしていたりする場合は、空気圧ラベルに記載されているサイズと現在装着しているタイヤのサイズが異なるケースがあります。

サイドウォールには、「195/50R19」といった数字とアルファベットが刻印されています。この場合、「195」がタイヤの幅、「50」が偏平率、「19」がインチを表しており、タイヤサイズを確認することが可能です。

取扱説明書から確認

車を購入すると取扱説明書をもらえるのが一般的です。取扱説明書には、純正のタイヤサイズが記載されているので、そこからプリウスのタイヤサイズを確認できます。

ただし、取扱説明書は通常全グレード共通であるため、複数のタイヤサイズが記載されているケースが多いでしょう。そのため、自分の車のグレードと照らし合わせて、タイヤサイズを確認することが大切です。

なお、昨今はペーパーレス化が進んでおり、車種によっては紙媒体ではなく、取扱説明書がオンラインのみに対応しているケースもあります。

メーカー公式ホームページから確認

メーカー公式ホームページでもタイヤサイズを確認することが可能です。公式ホームページでは、Webカタログや、主要諸元表を閲覧でき、グレードごとにタイヤサイズを確認できます。

また、60系プリウスだけでなく、過去のモデルのカタログなども閲覧できるので、古いモデルのプリウスのタイヤサイズも確認できます。

ディーラーに問い合わせて確認

プリウスを購入したディーラーに問い合わせてタイヤサイズを確認することもできます。

ディーラーでは一定期間、顧客情報が保管されており、所有している車の相談ができる体制が整っています。プリウスのタイヤサイズを知りたい人は、車を購入したディーラーに聞いてみるのもいいでしょう。

プリウスのタイヤはどのタイミングで交換すればいい?

プリウスのタイヤサイズはわかったものの、どのタイミングでタイヤを交換すればいいのかわからない人も多いでしょう。

ここでは、プリウスの適切なタイヤ交換のタイミングを詳しく解説します。

なお、タイヤに明らかなひび割れが発生していたり、変形などが生じていたりする場合は、速やかにタイヤ交換できる場所で見てもらってください。

使用年数や製造年数での交換目安

タイヤメーカーでは、タイヤを使用してから5年以上経過したタイミングで、点検を受けることを推奨しています。そして、点検時にひび割れや変形などが見つかった場合は、交換することをおすすめします。

また、タイヤの使用年数にかかわらず、製造されてからどれくらいの年数が経過したかも重要な目安となります。タイヤはゴム製品であることから、経年によって硬化および劣化が進み、本来の性能が発揮できなくなってしまうのです。

特にタイヤが製造されてから10年以上経過している場合は、安全性が確保されないので、見た目に問題がなくても交換したほうがいいとされています。

定期的にタイヤの点検を行い、必要に応じてタイヤを交換しましょう。

走行距離での交換目安

タイヤの使用年数や製造からの経過年数だけでなく、走行距離もタイヤ交換の目安になります。

新品のタイヤを装着後、32,000kmを走行したタイミングでタイヤ交換の必要がある可能性があります。

これは、タイヤの残溝を計算する方法から考えられます。一般的にタイヤは約5,000kmを走行するごとに約1mm摩耗すると言われています。

新品のタイヤの溝は8mmありますが、これが1.6mm以下になると、タイヤ本来の性能が発揮できなくなり、安全に走行できなくなってしまうリスクがあるためタイヤの交換が必要です。

つまり、新品のタイヤから6.4mm(8mm-1.6mm)摩耗すると交換が必要になり、6.4mm摩耗する走行距離は32,000km(6.4mm×5,000km)となります。

ただし、走行距離が32,000km以下であっても、タイヤの種類や実際の使用環境によって摩耗が進んでいる可能性があることから、定期的に点検を行い、状態を確認してタイヤ交換を検討しましょう。

劣化状態での交換目安

タイヤにひび割れや変形が生じている場合は、タイヤ専門店に点検してもらい、交換が必要か確認してもらうことが大切です。特に、トレッド面やサイドウォールにひび割れや大きな傷がある場合は、パンクやバーストのリスクが高まるので、早急に点検してもらいましょう。

なお、タイヤの残溝が1.6mm以下になると、車検に通らなくなってしまうことから、交換が必要です。さらに、車検に通らない状態で公道を走行すると、道路交通法違反となり、罰則が課せられてしまうので注意しましょう。

プリウスのタイヤはインチアップできる?

60系プリウスの場合、20インチまでインチアップ、16インチまでインチダウンできます。

なお、インチアップするときは、純正タイヤの外径とほとんど変わらないようにタイヤサイズを選択したり、ロードインデックス値を純正と同等以上にしたりするなど、専門的な知識が必要となります。

さらに、インチアップすることでタイヤが大きくなるため、ボディやブレーキなどに干渉しないようにタイヤを選択しなければなりません。

そのため、タイヤ専門店など、インチアップの経験がある業者に相談することが大切です。

プリウスのタイヤをインチアップするメリット

プリウスは20インチまでインチアップできます。インチアップすることで「グリップ力の向上」「応答性の向上」「ファッション性の向上」といったメリットがあります。

ここでは、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

グリップ力の向上

タイヤをインチアップするときは、タイヤのトレッド面が広くなるので、タイヤと路面が接地する面積が増えます。

接地面積が増えることで、路面への転がり抵抗が増えて、グリップ力が高まるといったメリットがあります。

応答性の向上

タイヤをインチアップする際、通常は偏平率を小さくします。偏平率を小さくすると、タイヤのサイドウォールの厚さが小さくなるので、コーナリング時などにたわみが生じにくくなり、安定性が向上します。

さらに、タイヤの変形も抑制できるため、ハンドルの応答性も高まるのがメリットです。

ファッション性の向上

タイヤをインチアップするときは、偏平率を小さくして、ホイールのインチサイズを大きくします。それにより、タイヤのサイドウォールの面積が小さくなり、ホイールの面積が増えることで、ファッション性が高まります。

また、純正のホイールとは異なるデザインや色を選択できるので、好みのデザインを選べるのもメリットの1つです。

プリウスのタイヤをインチアップするデメリット

プリウスのタイヤのインチアップを検討するうえで、メリットだけでなく、デメリットも併せて理解しておくことが大切です。

ここでは、インチアップすることでどのようなデメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

乗り心地が悪くなるケースがある

プリウスのタイヤをインチアップすると、偏平率が小さくなり、タイヤのサイドウォールの厚みが薄くなることから、路面からの振動やロードノイズが伝わりやすくなります。

路面からの振動が伝わりやすくなってしまうことで、結果的に乗り心地が悪くなったと感じることもあるでしょう。

燃費に影響する可能性がある

インチアップすると、タイヤの幅が広くなり、路面との接地面積が増えます。接地面積が増えるということは、その分、転がり抵抗が大きくなるので、燃費が悪くなる可能性があります。

プリウスにおすすめのタイヤ5選

プリウスのタイヤは、車を購入したディーラーに加え、カー用品店やガソリンスタンド、タイヤ専門店などで交換してもらえます。

ここでは、プリウスにおすすめのタイヤ5選を紹介します。

・YOKOHAMA / アドバンdB V553
・BRIDGESTONE / レグノGR-XIII
・DUNLOP / ビューロVE304
・MICHELIN / パイロットスポーツ5
・BFGoodrich / BFGg-FORCE フェノム T/A

YOKOHAMA / アドバンdB V553

おすすめポイント
・新開発のパターンデザインで優れた静粛性を実現
・4本の主溝で排水性を向上
・ADVAN dB専用設計コンパウンドにより優れた低燃費性能を実現

YOKOHAMA / アドバンdB V553は、上質な乗り心地を実現する構造と静粛性が備わったコンフォートタイヤです。

144個の細かなブロックで構成されたパターンデザインにより、ロードノイズが低減されています。4本の主溝の配置により、排水性を確保しているのも特徴です。

ADVAN dB専用設計コンパウンドが採用されており、優れた低燃費性能も確保されています。洗練されたサイドのデザインにも注目。

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BRIDGESTONE / レグノGR-XIII

おすすめポイント
・レグノサイレントテクノロジーによる上質な静粛性を実現
・応答性の良いハンドリングと安定感の向上により、すっきりとした乗り味に
・高次元のウェット性能を実現

BRIDGESTONE(ブリヂストン)の「レグノGR-XIII」は、静粛性と乗り心地の両立を追求したプレミアムタイヤです。

レグノサイレントテクノロジーにより、路面からの騒音を大幅に低減します。また、ブリヂストン独⾃技術により、応答性が良いハンドリングを実現。車体のふらつきが抑制され、快適な車内環境を整えられます。

ウェットグリップ性能が向上したことにより、長期間にわたって高い性能を維持できるのが特徴です。

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DUNLOP / ビューロVE304

おすすめポイント
・ダンロップ独自技術の「サイレントコア」により空洞共鳴音の低減を実現
・摩耗が進むと、溝幅が広がり、排水性能が維持される
・従来モデルよりも、約10%安定性が向上

DUNLOP(ダンロップ)の「ビューロVE304」は、静粛性と快適な乗り心地を追求したプレミアムタイヤです。

ダンロップ独自のサイレントテクノロジーを採用しており、路面からの騒音を効果的に低減します。これにより、高速走行時でも静かで快適な車内環境を実現します。

また、トレッドデザインに高い排水性能を持たせることで、雨天時のグリップ力を確保しています。ウェット路面でのブレーキング性能が向上し、従来モデルより約10%も安全性を高めています。

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MICHELIN / パイロットスポーツ5

おすすめポイント
・最新のトレッドコンパウンドの採用で卓越したグリップ力を実現
・最適化されたトレッドデザインによる優れたハンドリング
・ミシュラン独自のクッションゴム技術による快適な乗り心地

MICHELIN(ミシュラン)の「パイロットスポーツ5」は、卓越したパフォーマンスと耐久性を兼ね備えたプレミアムスポーツタイヤです。

スポーツカーや高性能車向けに設計されており、加速やブレーキング時にも優れたグリップ力、スポーツ走行時でも高いコントロール性のあるハンドリング、路面からの振動を効果的に吸収することによる快適な乗り心地が特徴。

ミシュランの最新技術を駆使して開発されているので、ウェットおよびドライコンディションでのパフォーマンスを最大限に引き出すよう設計されています。

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BFGOODRICH/ BFG(フジ専売※) G-FORCE フェノム T/A

おすすめポイント
・フジ・コーポレーション専売のリアル・スポーツタイヤ
・カスタムやドレスアップに最適
・左右非対称トレッドパターンにより、ドライ・ウェットの優れた走行性能を実現

BFGOODRICH/ BFG(フジ専売※) G-FORCE フェノム T/Aは、フジ・コーポレーション専売のリアル・スポーツタイヤです。16~20インチまでサイズ展開されており、プリウスのインチアップやインチダウンに使用できます。

左右非対称トレッドパターンにより、内側は雨天時の排水性を高め、外側はドライ性能を高めます。

さらにビッグショルダーブロック間にある突起により、ノイズの低減も実現しています。

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プリウスのタイヤはどこで交換する?

プリウスのタイヤの交換を検討しているものの、どこに依頼すればいいかわからない人もいるでしょう。

また、インチアップやインチダウンを検討していている場合、どこに相談すればいいのでしょうか。

ここでは、プリウスのタイヤ交換に対応している業者について紹介します。

ディーラー

プリウスを購入したディーラーでもタイヤを交換してもらえます。ディーラーであれば、純正と同じサイズ、銘柄のタイヤに交換することが可能です。

なお、原則として純正以外のホイールへの交換はできません。インチアップやインチダウンについても対応してもらえないことが一般的です。

カー用品店

カー用品店では、さまざまなメーカーや銘柄、サイズのタイヤを扱っています。在庫も豊富にあるので、希望のタイヤがあり、作業が埋まっていなければ、その日のうちに交換してもらえるでしょう。

また、タイヤ以外にもドライブレコーダーやカーナビ、エアロパーツなども扱っているので、タイヤの交換と併せて作業を依頼できます。

ただし、作業が混み合っている場合は当日の対応ができないケースがあるので、事前に予約を取っておくとスムーズです。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドもタイヤ交換に対応しています。突然タイヤが不調になったときでも、最寄りのガソリンスタンドが対応していればすぐに交換ができるので、緊急時には便利です。

ただし、タイヤ販売を専門にしているわけではないので、希望のタイヤの在庫がない可能性があります。

また、すべてのガソリンスタンドがタイヤ交換作業に対応しているわけではないので、希望するガソリンスタンドにあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

タイヤ専門店

タイヤ専門店では、タイヤの知識を持ったスタッフが常駐しており、予算や希望を伝えれば、ぴったりのタイヤを提案してくれます。

また、数多くの種類のタイヤを取り扱っており、在庫も豊富にあることから、選択肢が多く、希望のタイヤを見つけやすいのが特徴です。

事前の予約が安心ですが、当日の作業が埋まっていなければ、その日のうちに交換してもらうことが可能です。

フジ・コーポレーションでは、Webで注文後に店舗で受け取り、お取り付けが可能です。家でじっくり商品を見極めたい、より豊富な在庫から選択したいといった人におすすめです。

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まとめ

60系プリウスのタイヤサイズは、グレードによって異なります。ZグレードおよびGグレードのタイヤサイズは19インチ、Uグレードは17インチです。

どのグレードでもインチアップが可能であり、20インチまで装着できます。インチアップをする場合は、タイヤの専門的な知識が必要になるので、インチアップに対応している業者に相談しましょう。

タイヤを交換したいけど、どれを選べばいいかわからないという場合は、本記事で紹介したおすすめ5選から選んでみるのもいいでしょう。

タイヤについてのご相談・ご購入は、タイヤ専門店であるフジ・コーポレーションにお任せください。

タイヤ・ホイール・カー用品・パーツ専門通販|フジ・コーポレーション

※この記事は2024年6月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。