CATEGORYカテゴリー

タイヤ

タイヤをネットで購入するのはあり?メリット・デメリットと失敗しないポイントを解説

2024.06.30

タイヤ交換を検討しているものの、できるだけ費用を抑えたい、店舗に出向く時間がないなどの理由で、ネット購入しようと思っている人もいるでしょう。

日用品や衣類と同じように、タイヤもネットで購入が可能です。しかし、決して安価なものではないので、できれば失敗は避けたいところです。

本記事では、まずタイヤをネットで購入するときのメリットやデメリットについて解説します。その後、失敗を減らすために押さえておきたいポイントやネット購入の手順について紹介します。

タイヤをネットで購入するメリット

ネット購入と店舗での購入を比較した際に、ネット購入にはどのようなメリットがあるのかを解説します。

同じ商品が店舗より安く買える

同じ商品でも、店舗よりネットで購入するほうが安いケースが多いです。その理由として、販売工程が少ない点が挙げられます。

ネット購入ではサイトからユーザー自身がタイヤを選び、希望の商品を購入します。

販売店は受注した商品を発送するだけなので、販売から決済・発送までの工程が少なく、人件費を削減できるため、その分安く販売できるというわけです。

また、無店舗型の業者も多く、そのような業者は店舗の維持費がないことから、倉庫や在庫スペースに費用をかけられ、在庫を多く確保できる背景があります。

広い在庫スペースを確保している業者の中で、運送システムが整っているところであれば、大量仕入れが可能です。大量仕入れにより原価を抑えられ、結果的にタイヤを安く販売できるといった仕組みとなるのです。

なお、フジ・コーポレーションでも広大な自社倉庫を有しており、タイヤ29万本以上、ホイール39万本以上の在庫があります。

種類が豊富にある

カー用品店などの実店舗と比べて、ネット販売では種類が豊富なケースが多いでしょう。国産タイヤだけでなく輸入タイヤも豊富に扱っていることから、選択肢が増え、希望に合ったタイヤを見つけやすいという点は大きなメリットといえるでしょう。

なお、以前は国産タイヤよりも輸入タイヤのほうが安く、予算を抑えるために輸入タイヤを選ぶ人もいたかもしれません。しかし、昨今は為替の影響により、海外からタイヤを仕入れる原価が高くなっていることから、価格という面では優位性がなくなってきているのが現状です。

実際の口コミを確認できる

タイヤをネット購入する場合、実際の利用者の口コミやレビューを見て、タイヤ選びができるのがメリットです。

購入者がタイヤの使用感や販売店への口コミや評価を書けるようになっているサイトもあり、実際の使用感などを確認できます。

ネット購入では、実物を見たりスタッフと相談したりできない分、口コミを参考にしながらタイヤを選べるのが魅力といえるでしょう。

オンラインで完結できる

ネット購入はタイヤの選択から購入までをオンラインで完結できるのがメリットといえるでしょう。オンラインであれば、24時間365日いつでも自分の好きなタイミングでタイヤを注文できます。

また、クレジットカード決済や銀行振込、スマホ決済など、決済方法が豊富にあるだけでなく、インターネット通販サイト独自のポイント制度もあることから、タイヤをネット購入することでポイントを貯められるのも特徴です。

自分でゆっくり選べる

実際の店舗の場合、スタッフと相談しながらタイヤを選べるのがメリットです。ただ自分でじっくりと時間をかけてタイヤ選びをしたい人もいるでしょう。

ネット購入であれば、自分の好きなときにタイヤ選びができます。タイヤの性能別に比較してみたり、予算内で比較してみたりと、じっくり吟味して購入ができるのはメリットだといえるでしょう。

タイヤをネットで購入するデメリット

タイヤのネット購入には、複数のメリットがある反面、デメリットもあります。購入後に後悔しないためにも、どのようなデメリットがあるのかを確認していきましょう。

送料がかかる

ネット購入では送料がかかってしまうのがデメリットです。

タイヤ本体の購入費用を抑えられたとしても、送料が高くなってしまうことから、結果的に店舗で購入する場合とほとんど変わらなくなるケースも珍しくありません。

したがって、ネット購入するときは、送料がどれくらいかかるのかを確認し、実店舗の価格と比較することが大切です。

なかには購入本数や金額に応じて送料無料となるケースもあるので、購入前に確認してみるといいでしょう。

工賃が割高になる

ネット購入では、タイヤの種類や販売店によっては、実店舗よりも安くタイヤを手に入れられる可能性があります。

しかしタイヤを交換する際には、タイヤチェンジャーやバランサーという特殊な機械が必要です。加えて知識と技術がないと交換できません。

そのため、ネットでタイヤを購入しても、カー用品店やタイヤ専門店などに交換を依頼する必要があります。しかし、タイヤを持ち込んで交換してもらう場合、同店舗でタイヤを購入するよりも、工賃が割高になるケースも少なくありません。

タイヤの交換費用についてはこちらで詳しく紹介しています。

タイヤ交換にかかる費用とは?内訳や持ち込みについて解説

自分でタイヤを選ばなければならない

ネット購入の場合、その場で販売店のスタッフに相談できないことから、自分でタイヤの特徴などを調べて選ばなければなりません。

また、タイヤサイズについても自分で調べる必要があります。タイヤサイズを調べる方法やサイズの見方は以下の記事で紹介しています。

タイヤのホイールサイズの見方|各名称も詳しく解説

購入した当日に交換できない

タイヤをネットで購入すると、後日、指定した場所に送られてきます。販売店によって発送に時間がかかるケースがあるほか、仮に購入した日に発送されたとしても、その日のうちに受けとることができず、購入した当日にタイヤを交換することはできません。

そのため、早急にタイヤを交換する必要がある、できるだけ早くタイヤを交換したいという場合は、店舗で交換したほうがいいでしょう。

製造年を指定できない

ネットでタイヤを購入する場合、タイヤの製造年を指定できません。特別価格などで販売されている場合は、製造されてから2~3年ほど経過している可能性があります。

とはいえ、適切な環境で保管されているタイヤで製造から3年以内であれば、性能の変化が少なく、品質に大きな影響はありません。少しでも安く購入したい人は、あえてそのようなタイヤを選ぶというのも選択肢の1つとして挙げられるでしょう。

タイヤをネットで購入するときに押さえておきたいポイント

タイヤをネットで購入後、「知らなかった」「こんなつもりじゃなかった・・・」と後悔するケースもあるかもしれません。店舗よりは安い可能性があるとはいえ、安価な買い物ではないので、できるだけ失敗したくないものです。

ここでは、ネット購入時に押さえておきたいポイントについて、詳しく見ていきましょう。

サイズをしっかりと確認する

ネット購入の場合、自分でタイヤの特徴などをチェックして選ぶ必要があります。

仮に購入したタイヤのサイズが間違えていた場合でも、返品や交換ができない可能性が高いです。あらかじめ今装着しているタイヤのサイズを確認しておきましょう。

また、インチアップしているタイヤやスタッドレスタイヤの場合、純正タイヤのサイズとは異なるケースもあることから、実物を見て確認することをおすすめします。

返品・キャンセルポリシーをチェックする

インターネット通販でタイヤを購入する際、購入前に返品やキャンセルポリシーを確認しておきましょう。たとえば、届いたタイヤに不備・不良があった場合は交換や返品できるかをチェックしておくことが大切です。

なお、一般的には、自己都合での返品や交換は受け付けられないので、購入前にサイズや銘柄をしっかり確認しておきましょう。

信頼できる業者から購入する

タイヤをネットで購入するときは、顔が見えない相手との取引になるので、信頼できる業者から購入することが大切です。タイヤは、車の中でも重要部品であり、安全に走行できるかどうかにかかわることから、安心できる販売店から購入しましょう。

なお、フジ・コーポレーションでは、実店舗のみならずオンライン販売にも対応しています。タイヤ専門店のオンラインショップなので、品揃えも多く、品質もいいことから、安心してタイヤをネット購入することが可能です。

取付対応してくれる業者を探しておく

ネット購入の場合、タイヤ交換に対応してくれる業者を探しておかなければなりません。

ただし、タイヤを持ち込んで交換してもらう場合、工賃が割高になるケースがあるので注意が必要です。また、ディーラーなどの一部の店舗では、商品保証が適用されないなどの理由により、トラブル防止の観点から持ち込みタイヤの交換に対応していないこともあります。

フジコーポレーションネットショッピングで購入したタイヤであれば、取付店に直接タイヤを発送するので、自宅からタイヤを運ぶ必要はありません。また、取付協力店で受け取り、交換作業してもらう際の工賃もインターネット上に記載されているので、あとから想像以上に工賃がかかる心配もないのが特徴です。

なお、フジ・コーポレーション直営店で受け取る場合は費用が異なります。直接お問い合わせください。

タイヤをネットで購入する手順

最後にタイヤをネットで購入する手順を紹介します。ステップは大きくわけて3つです。それぞれを詳しく見ていきましょう。

1.タイヤサイズの確認

タイヤのネット購入では原則、返品・交換不可です。まずは、愛車のタイヤサイズをしっかりと確認しましょう。

タイヤサイズは以下の方法で確認できます。

  • タイヤのサイドウォール
  • 車の取扱説明書
  • 空気圧ラベル
  • メーカーの公式サイト

これらの方法を試してみて、正確なタイヤサイズを確認してください。

2.種類、銘柄を選ぶ

タイヤには、エコタイヤやコンフォートタイヤなど、さまざまな種類があります。またメーカーや銘柄も複数あるので、数多くの種類の中から希望のタイヤを選びましょう。

ネット購入の場合、スタッフに相談しながら決められないので、自分でタイヤの特徴などを調べながら、求める性能や予算などにあわせて選んでいきます。

なお、オンライン上で価格を確認しながら決められることから、空いた時間などにじっくり比較検討するといいでしょう。

タイヤの種類や選び方については以下の記事も参考にしてください。

タイヤの選び方を押さえよう!種類・車種別

3.タイヤを購入・取付店を決めて予約する

タイヤをネットで購入する際、タイヤの価格だけではなく送料なども確認してください。商品をカートに入れ、案内に沿って支払い方法などを任意で選択後、注文が完了したらネットでの購入は終了です。

タイヤを購入したら、交換してもらえる店舗を探して取付日時を予約します。店舗に取り付けを問い合わせる際は、あらかじめネットでタイヤを購入しており持ち込みであることを伝えておきましょう。その際、工賃や作業時間も確認しておくことをおすすめします。

まとめ

タイヤ交換を検討するなかで、店舗で購入するのかネットで購入するのか悩んでいる人もいるでしょう。

ネット購入は、さまざまなタイヤを比較検討しならがら、自分が好きなときに購入できるメリットがあります。

一方で、万が一タイヤのサイズを間違えて購入しても、返品やキャンセルできない、送料がかかる点に注意が必要です。

ネット購入の場合、自分でタイヤ交換できない人は交換してくれる業者を探す必要があります。

交換してくれる業者によっては、持ち込み料金がかかったり、工賃が割増になったりすることから、タイヤをネットで安く購入できたとしても、結果的に店舗でタイヤを購入するのと、ほとんど総額が変わらないケースも少なくありません。

そのため、タイヤをネット購入するときは、事前に工賃などを確認し、総額でどれだけお得になるかを確認することが大切です。

フジ・コーポレーションでは、ネット購入時に取付店を選べます。また、作業工賃は店舗に直接連絡することで確認いただけます。

フジ・コーポレーションのご注文からお受け取りまでは以下をご参考ください。

店舗受取りについて 

※この記事は2024年4月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。