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ハイエースのおすすめタイヤ7選!タイヤサイズと選び方も解説

2023.09.30

商用車や乗用車として利用が可能な「トヨタ ハイエース」。その大きな車内スペースによりカスタムカーのベース車両としても人気が高い車種です。

ハイエースのタイヤ交換を検討しており、どのようなタイヤがハイエースに似合うのか気になる人もいるでしょう。

本記事では、ハイエースに似合うタイヤの選び方に加え、おすすめのタイヤ7選を紹介します。さらに、ハイエースのタイヤはインチアップやインチダウンできるかも併せて見ていきましょう。

ハイエースに合うタイヤサイズの調べ方

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タイヤに寿命が来た、今よりタイヤの性能を良くしたいなど、タイヤを買い換える場面で重要なのは、その車種に合ったタイヤサイズを選ぶことです。

では、ハイエースのタイヤサイズは一体どのようなサイズなのでしょうか。ここでは純正タイヤのサイズや、タイヤサイズの調べ方を解説します。

メーカーの純正タイヤサイズは15インチ

ハイエースの純正タイヤの標準サイズは「195/80R15」であり、DXグレードのジャストローのみ「185/75R15」となっています。

ハイエースのタイヤサイズを自分で調べる際は「取扱説明書」「タイヤのサイドウォール」「空気圧ラベル」「メーカー公式ホームページ」から確認が可能です。

タイヤのサイドウォールや空気圧ラベルには、「195/80R15」といった数字とアルファベットが書かれており、「195」がタイヤの幅、「80」が偏平率、そして「15」がタイヤの内径(インチサイズ)を表しています。

ただし、タイヤのサイドウォールからサイズを確認する場合は、現在装着されているタイヤのサイズしか確認できないので注意が必要です。たとえば、スタッドレスタイヤなどの別のタイヤに変えている場合は、純正サイズと異なる場合があるので、正しい純正サイズを確認するときは空気圧ラベルや取扱説明書を確認しましょう。

ハイエースに似合うタイヤの選び方

では次に、ハイエースに似合うタイヤはどのように選べばよいかを解説していきます。

保安基準に適合するタイヤを選ぶ

保安基準に適合しないと車検でも不合格になります。有名な保安基準としてよく挙げられるのはタイヤの溝や摩擦具合などですが、その他にもタイヤの外径、ロードインデックスなどの耐荷重性、LT規格もしくはC規格を満たしているかなどをチェックします。

LT規格は日本や北米での規格、C規格はヨーロッパの規格で「コマーシャルビークル(商用車)」の意味を指し、主な仕様や用途などは同じなります。

LTタイヤは乗用タイヤよりもサイドウォール部の強度が高く、充填できる空気圧も高いことが特徴です。

また、通常のハイエースに装着されているタイヤのロードインデックスは104、もしくは105です。これはタイヤ1本当たりの負荷能力が900~925kgであることを表しています。

理論上はロードインデックスを満たしていれば乗用タイヤでも問題はありません。しかし貨物として登録されている車両に対しては、検査員がLTタイヤやCタイヤでなければ不合格とする場合があります。

さらに、装着するアルミホイールに関しても国土交通省が定める安全・技術基準があります。ホイールにも車両重量による荷重負荷がかかることや、走行によって生じる衝撃などによって破損しない強度が求められるためです。

日本国内での基準に認定されたアルミホイールには「JWL」「JWL-T」の刻印がつけられます。ハイエース ワゴンの場合には「JWL」、ハイエース バンもしくなコミューターでは「JWL-T」が必要です。一部の車種についてはアメリカの基準である「SAE J2530」を取得したアルミホイールで車検を通すことも可能です。

ローダウンのカスタムカーにはインチアップと低偏平率タイヤ

車高調を使って車高を下げる(ローダウン)をする場合、ホイールはインチアップ、タイヤは低偏平とすることが多いです。

ローダウンカスタムする上で注意すべきなのが、タイヤハウスとして使える空間が狭くなることです。停車中はもちろんですが、走行中のサスペンションの上下動によりタイヤが車体と干渉しないか確認しましょう。

オフロード向けならリフトアップして高偏平率タイヤ

アウトドア志向・オフロード走行を想定しているのであれば、悪路走破性を上げるために車高をあげるリフトアップカスタムにするのが主流です。この場合に装着するオフロード向けタイヤは高偏平率であることが多いでしょう。

ハイエースの場合は純正と同じ15インチであれば、偏平率80前後のタイヤを装着します。そのためホイールのサイズを変更するケースは少ないです。

足回りを強調するならホワイトレタータイヤがおすすめ

ホワイトレターとは、タイヤのサイドウォールに刻印れているロゴの文字が白いタイヤを指します。ホイール同様に足回りの印象を大きく変えられるのが魅力で、高偏平率のオフロードタイヤのラインナップに含まれているケースが多いようです。

実際オフロード向けタイヤは高偏平率であるためサイドウォール部の面積が大きく、ホワイトレターの文字が大きくて目立ちます。

おすすめタイヤ6選

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では具体的にハイエースに合うタイヤとはどのような物があるのか?おすすめの6種類のタイヤを紹介します。

DUNLOP / ダンロップ RV503C

ダンロップの商用バン向けタイヤです。
ミニバン専用タイヤをバン用にチューニングされたタイヤとなっています。サイズは15~17インチがラインナップされており、16インチと17インチは商用車向けを意味するC規格です。ロードインデックスも高くなっています。

DUNLOP / ダンロップ RV503Cの購入はこちら

YOKOHAMA / ブルーアース Van RY55

ヨコハマタイヤのブルーアースシリーズのバン専用タイヤです。

ブルーアースシリーズは振動やロードノイズの少ない、コンフォートタイヤに分類されるタイヤです。バン専用設計により耐摩耗性に優れており、サイズは12~15インチ、17インチでラインナップされています。

YOKOHAMA / ブルーアース Van RY55の購入はこちら

BRIDGESTONE / エコピア R710

ブリヂストンのエコピアシリーズの商用バン・小型トラック専用タイヤです。

低燃費性能に優れたエコピアの特徴をそのままに、商用車向けに耐摩耗性向上によるロングライフ設計となっています。

サイズは12~15インチ、17インチでラインナップされています。

BRIDGESTONE / エコピア R710の購入はこちら

MICHELIN / アジリス3

ミシュランの商用バン、ライトトラック向けタイヤです。

従来モデルに比べて転がり抵抗が約16%改善されており、濡れた路面での制動性も約13%短く止まれるなど、走行性能が向上しています。

サイズは13~17インチの範囲でランナップされています。

MICHELIN / アジリス3の購入はこちら

GRIP MAX / グリップマックス スタチャー HC-V RWL

グリップマックスのドレスアップバン用タイヤです。

ドレスアップされたバンへの装着を考慮して、サイドウォール部にはホワイトレターが施されています。サイズは12インチ、15~18インチの範囲でランナップされています。

GRIP MAX / グリップマックス スタチャー HC-V RWLの購入はこちら

GRIP MAX / グリップマックス マッドレイジM/T RWL

グリップマックスのオフロード向けタイヤです。

トレッド面は深い溝と大きなブロックで構成されているため、小石の目詰まりを防止し、悪路走破性が高いです。16インチの一部のモデルを除いてサイドウォール部にはアウトラインホワイトレター、もしくはレイズドホワイトレターが施されています。

サイズは14~17インチの範囲でラインナップされています。

GRIP MAX / グリップマックス マッドレイジM/T RWLの購入はこちら

タイヤの購入・交換場所

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次にタイヤの購入・交換場所を解説します。

タイヤ専門店

タイヤおよびホイールを専門に扱っている店舗です。在庫数や取り扱っているメーカーの種類も多いです。スタッフのタイヤに対する知識量も豊富なので、特にホイールサイズを変更した際の空気圧の相談もしやすいのが特徴となります。

フジ・コーポレーションでは、タイヤの単体販売だけでなく、ホイールとタイヤがセットになった商品も提供しています。お近くの実店舗でのご相談や購入はもちろん、オンラインでも簡単にご購入いただけます。また、取付や交換のサービスもご利用いただけますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

ハイエースのタイヤ&ホイールのセットはこちらからご確認いただけます。

カー用品店

カー用品店は、豊富な品揃えがあるため、さまざまな種類のタイヤから選ぶことができます。タイヤだけでなく、エアロパーツやLED、マフラーなどのさまざまなパーツも販売されているのが特徴です。車検や定期点検の取り扱いも行っているので、PIT(作業スペース)が混雑している場合もあり、タイヤ交換に時間を要する可能性があります。

また、カー用品店ではオンラインショップやタイヤ専門店ほど在庫を抱えていない場合があり、在庫がない場合は取り寄せになるでしょう。購入の際にはその点に留意し、事前に確認することをおすすめします。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドに併設された整備ピットです。エンジンオイルやワイパーゴムなどの消耗品の交換整備に対応しており、タイヤ交換もできます。

ガソリンスタンドは、店舗数が多いため、近所にある場合は移動時間を短縮できる利点があります。また、一部のガソリンスタンドは営業時間が長いため、予約を入れておけば仕事終わりにタイヤ交換などの作業を依頼できます。

ただし、ガソリンスタンドによっては整備士やタイヤ交換のスタッフが常駐していない場合があり、即日対応ができないこともあります。また、タイヤの在庫がない場合や、持ち込んだタイヤの交換に対応していないケースもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

ディーラー

ディーラーが持つ整備工場にタイヤ交換の依頼ができます。こちらもガソリンスタンド同様に工場内での在庫数は少なめとなっており、事前予約や取り寄せの時間が必要になることがあります。

自動車そのものを販売しているので、各消耗品のメンテナンス、車検整備や板金など、幅広い内容での相談に乗ってもらえるのも特徴です。

基本的に純正サイズのタイヤ交換しか対応していません。ディーラーでタイヤサイズを変えたい場合は担当者に対応可能かどうか聞いてみるとよいでしょう。

オンラインショップ

近年では、オンラインショップを通じてタイヤの購入が可能です。パソコンだけでなくスマートフォンからでも手軽に購入できるので、自分の都合に合わせてタイヤを選ぶことができます。

オンラインショップは通常、タイヤの販売のみを取り扱っており、取付までのサポートは提供していないことが一般的です。そのため、オンラインショップでタイヤを購入する場合は、自身でタイヤ交換を行ってくれるショップを見つける必要があります。

フジ・コーポレーションではオンラインショップからの購入にも対応

フジ・コーポレーションでは、実店舗だけでなくオンラインショップからタイヤを購入していただくこともできます。
タイヤ・ホイールセットの場合はエアー充填とバランス調整まで行い、車に装着するだけで走行可能となります。注文受付後には、スタッフからお客様の車の年式・型式・グレードなどを確認し、ご注文いただいた商品との適合を確認いたします。
またお届け方法・お届け先情報入力にて「お近くの取付協力店で受取・取付」にチェックを入れることで、お近くの協力店をご案内します。

まとめ

商用車として使われることが多いハイエースですが、その広い車内空間はさまざまな用途で使うのに適しており、カスタム性が高い車両としても人気があります。

ハイエースの内外装をカスタマイズしていくうえで、タイヤやホイールなどの足回りへのカスタマイズも珍しくありません。むしろコンセプトを明確化するには、足回りの印象というのは重要な要素の1つとなります。

ですがハイエースに限らずタイヤというのは、保安基準に適合していなければなりません。特にロードインデックスを満たさない場合は、車検で不合格となりますし、走行中の負荷に耐え切れずバーストなどを起こすリスクが高まります。

間違ったタイヤ選びをしないためにも、タイヤの知識が豊富なプロのスタッフに相談し、正しいタイヤを選ぶことが重要です。

※この記事は2023年5月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。