【早見表付き】ハリアーの純正タイヤサイズはどのくらい?おすすめタイヤ5選を紹介!

80系ハリアーのタイヤサイズや、タイヤサイズの確認方法を解説します。さらに、ハリアーのタイヤはインチアップできるのか、インチアップできるとしたら何インチまで対応しているのかなども併せて紹介します。
そのほか、ハリアーにおすすめのタイヤ5選を見ていきましょう。
目次
【早見表】ハリアーのタイヤサイズは?

80系ハリアーのタイヤサイズは、グレードによって3つのサイズが展開されています。タイヤサイズは以下のとおりです。
グレード | Z PHEV | Z Leather Package | Z | G | S |
タイヤサイズ | 225/55R19(19インチ) | 225/55R19(19インチ) | 225/55R19(19インチ) | 225/60R18(18インチ) | 225/65R17(17インチ) |
80系ハリアーでは、最上級グレードの「Z PHEV」「Z Leather Package」「Z」が19インチ、ミドルグレードの「G」が18インチ、エントリーモデルの「S」が17インチです。
ハリアーのタイヤサイズはここで確認!

80系ハリアーのタイヤサイズを確認するには、以下の方法があります。
- 空気圧ラベル
- タイヤのサイドウォール
- 取扱説明書
- メーカー公式ホームページ
- ディーラーへの問い合わせ
ここでは、それぞれの方法について、詳しく紹介します。
空気圧ラベル
80系ハリアーの運転席側のドア(Bピラー部分)には、空気圧ラベルが貼り付けられています。空気圧ラベルには適正の空気圧が記載されているほか、純正のタイヤサイズの記載もあり、タイヤサイズを確認できます。
タイヤのサイドウォール
純正のタイヤサイズを確認するにはさまざまな方法がありますが、インチアップやインチダウンをしている場合は純正のタイヤサイズとは異なります。そのようなときは、タイヤのサイドウォール(タイヤの側面)からタイヤサイズを確認できます。
タイヤのサイドウォールには、「225/55R19」のように数字とアルファベットが刻印されており、それらの数字からタイヤサイズを知ることが可能です。
たとえば、「225/55R19」の場合、「225」がタイヤのトレッド面(幅)、「55」が偏平率(サイドウォールの厚さ)、「19」がタイヤのインチサイズを表しています。
タイヤのサイドウォールを見れば現在装着しているタイヤのサイズを確認できるので、数字の見方を覚えておきましょう。
取扱説明書
納車時に取扱説明書がもらえます。取扱説明書には純正のタイヤサイズが記載されているので、そこからタイヤサイズを確認できます。
ただし、取扱説明書は全グレード共通なのが一般的です。自分の車がどのグレードかを確認したうえで、該当のグレードのタイヤサイズをチェックしましょう。
なお、昨今はペーパーレス化が進められており、紙媒体ではなく、Webで閲覧できるデジタル版の取扱説明書になっていることも少なくありません。
メーカー公式ホームページ
自動車メーカーの公式ホームページでは、Webカタログや主要諸元表が掲載されています。カタログや主要諸元表には、グレード別にタイヤサイズが記載されています。
また、60系ハリアーなどの過去のモデルのWebカタログも閲覧できるので、現行ハリアー以外のタイヤサイズも確認することが可能です。
ディーラーへの問い合わせ
新車を購入したディーラーに問い合わせて、タイヤサイズを確認する方法があります。ディーラーでは、購入歴や整備歴などの顧客情報が保管されています。担当者に質問すれば、自分の車の純正のタイヤサイズを教えてもらえるでしょう。
タイヤ交換の目安

タイヤがパンクしていたり、大きなひびが入っていたりする場合は、タイヤ交換が必要です。しかし、ひび割れや変形がなかったとしても、タイヤ交換が必要なケースもあります。
ここでは、タイヤ交換の適切なタイミングについて詳しく見ていきましょう。
使用年数5年、製造後10年を経過したとき
タイヤメーカーでは、タイヤを使用してから5年以上経過したタイミングで、専門店での点検を推奨しています。そして、点検時にひび割れや変形などが見つかったら、タイヤを交換したほうがいいとされています。
また、タイヤの使用年数にかかわらず、タイヤが製造されてから10年が経過したタイミングも、タイヤ交換の適切な時期といえるでしょう。タイヤはゴム製品であることから、使用していなくても経年によって劣化が進むためです。
なお、使用環境や保管状況などによっては、製造から10年未満であっても交換が必要です。製造から10年というのはあくまでも目安だと覚えておきましょう。
走行距離が32,000kmを超えたとき
新品タイヤを装着後、走行距離が32,000kmを超えたらタイヤ交換が必要かもしれません。通常、タイヤは約5,000kmで1mmほど摩耗するといわれています。
新品タイヤの溝が8mm程度なので、32,000km走行すると、6.4mm摩耗している計算です。つまり、32,000km走行すれば残溝は1.6mmになっている可能性が高いといえます。
残溝が1.6mm以下になると車検に通らないため、タイヤ交換が必要です。なお、車検に通らない状態で公道を走行すると、道路交通法違反となるので注意しましょう。
残溝が4mm以下になったとき
タイヤの残溝が新品時の50%程度(約4mm)になったときに、タイヤ交換を検討するのもいいでしょう。というのも、新品時から約50%摩耗したタイミングが、タイヤ本来の性能を発揮できる寿命といわれています。
もちろん、新品時の50%程度というのはあくまでも目安にすぎず、実際の走行環境や使用環境によって上下幅はあります。
たとえば、残溝が4mm以上あったとしても、タイヤのサイドウォールに亀裂があったり、大きく変形していたりする場合は、安全に走行できない可能性があるので、いずれにせよタイヤ交換が必要です。
ハリアーのタイヤはインチアップできる?

タイヤを交換するついでに、インチアップをしたい人もいるでしょう。しかし、そもそもハリアーのタイヤはインチアップできるのか、そして何インチまでインチアップできるのかわからない人も多いのではないでしょうか。
ハリアーのタイヤは最大22インチまでインチアップできます。PHEVについては、19~22インチ、それ以外については17~22インチの間でインチアップ、インチダウンが可能です。
ハリアーのタイヤをインチアップするメリット
ハリアーのタイヤをインチアップすると、タイヤのトレッド面(幅)が広くなるのが一般的です。トレッド面が広くなると路面との接地面積が増えることから、グリップ力が向上します。
さらに、タイヤの偏平率が小さくなり、タイヤのサイドウォールの厚さが薄くなるので、ホイールの面積が増えて、視覚的なファッション性が高まるのもメリットでしょう。
そのほか、サイドウォールの厚みが薄くなることでたわみが生じにくくなり、コーナリング時も安定した走行が可能になるといったメリットがあります。
ハリアーのタイヤをインチアップするデメリット
ハリアーのタイヤをインチアップすることには、さまざまなメリットがあります。しかし、デメリットもあります。
インチアップすることで、燃費が悪くなることがあります。インチアップするとトレッド面が広くなるので、路面との接地面積が増えて転がり抵抗が増えます。転がり抵抗が増えると、その分燃費に影響してしまうのです。
また、サイドウォールの厚みが薄くなるので、路面からの振動や騒音がダイレクトに車内に伝わりやすくなります。そのため乗り心地が悪くなったと感じることがあるかもしれません。
詳しくは以下で解説しています。
タイヤのインチアップとは?メリットやデメリット、注意点を紹介!
ハリアーにおすすめのタイヤ5選

80系ハリアーのタイヤサイズや、タイヤサイズの確認方法を理解したものの、そもそもどのようなタイヤを選べばいいのかわからない人もいるでしょう。
ここでは、80系ハリアーにおすすめのタイヤ5選を紹介します。
・YOKOHAMA ブルーアース XT AE61 ・BRIDGESTONE アレンザ LX100 ・MICHELIN パイロット スポーツ4 SUV ・DUNLOP グラントレック PT5 ・GRIP MAX グリップマックス スタチャー H/T BSW |
YOKOHAMA ブルーアース XT AE61

おすすめポイント |
・BluEarth-XT専用非対称トレッドパターンにより高い静粛性を実現 ・SUV特有のパターンノイズを低減 ・ナノブレンドゴムの採用により高い低燃費性能を確保 |
YOKOHAMA ブルーアース XT AE61は、優れた静粛性を備えたSUV専用タイヤです。低燃費性、静粛性、耐摩耗性など、さまざまな項目において、優れた性能を兼ね備えています。
たとえばBluEarth-XT専用非対称トレッドパターンにより、街乗りで気になるロードノイズを低減でき、快適なドライブができるでしょう。
さらに、重心が高いSUVはコーナリング時などにふらつきが発生したり、車体が傾くことで偏摩耗が発生したりします。マウンド・プロファイルという形状により、優れた耐偏摩耗性が確保されているので、ハリアーのような重心の高い車種であっても、偏摩耗が発生しにくくなるのも魅力的です。
BRIDGESTONE アレンザ LX100

おすすめポイント |
・独自のトレッドパターンにより優れた静粛性を実現 ・上質な走行性能を確保したSUV専用コンフォートタイヤ ・SUV特有のコーナリング時のふらつきを抑制 |
BRIDGESTONE / アレンザLX100は、SUV専用に開発されたコンフォートタイヤです。独自のサイレントテクノロジー技術により、高い静粛性を兼ね備えています。
SUV専用設計により車線変更時などのふらつきを抑制できるほか、耐摩耗性が向上されています。優れた耐摩耗性が確保されており、ロングライフを期待できることから、長距離ドライブも気軽に楽しめるでしょう。
MICHELIN パイロット スポーツ4 SUV

おすすめポイント |
・非対称トレッドパターンによりドライおよびウェット路面における優れた性能を発揮 ・SUV専用設計で高い快適性能を確保 ・低燃費タイヤ、低音外音タイヤ認定 |
MICHELIN / パイロットスポーツ4 SUVは、SUV用に開発されたプレミアムタイヤです。
ハリアーのような馬力のあるSUVでは、タイヤのグリップ力が重要です。
MICHELIN / パイロットスポーツ4 SUVは左右非対称ブロックが採用されていることから、ドライ路面はもちろんウェット路面においても優れたグリップ力を発揮できるので、安心して運転できるでしょう。
DUNLOP グラントレック PT5

おすすめポイント |
・タイヤのブロックに石が挟まりにくい ・高いドライ、ウェット性能を確保 ・SUV専用のオールテレーンタイヤ |
DUNLOP / グラントレックAT5は、悪路走破性の高いSUV専用のオールテレーンタイヤです。20インチまでサイズ展開しており、ハリアーにもマッチするタイヤです。
従来モデルよりもタイヤの接地面積が拡大されており、しっかりと路面を捉えられることから、走行時のふらつきを低減できるのが特徴です。
M+S*パターンを採用しているので、悪路や雪道の走行も可能です。
*マッドアンドスノー
GRIP MAX グリップマックス スタチャー H/T BSW

おすすめポイント |
・コストパフォーマンスの高いコンフォートタイヤ ・高い操縦安定性と優れた静粛性 ・18インチのみのワンサイズ展開 |
GRIP MAX グリップマックス スタチャー H/T BSWでは、非対称トレッドパターンが採用されています。ショルダー部分には細かなサイプが配置されており、ロードノイズを抑制する役割を担っています。
さらに、高剛性のセンターリブやソフトなブロック面により、コーナリング時の安定性が高められていることから、SUV特有のふらつきを低減しているのが特徴です。
街乗りから高速道路、長距離ドライブまで幅広いシーンで活躍するタイヤを探している人におすすめです。
ハリアーのタイヤはどこで交換する?

ハリアーのタイヤ交換を検討する際、どこに依頼すればいいのか悩む人もいるでしょう。社外ホイールの取り付けや、インチアップしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、ハリアーのタイヤ交換に対応している業者と、その特徴を紹介します。
ディーラー
ハリアーを購入したディーラーでタイヤ交換が可能です。ディーラーでは、純正と同じタイヤサイズや、同じ銘柄のタイヤに交換できます。
タイヤ交換だけでなく、さまざまな部品の点検に対応しているのが特徴です。タイヤ交換と併せてほかの点検も依頼したい人におすすめです。
原則、純正サイズ以外のタイヤには交換できません。社外ホイールを取り付けたり、インチアップしたりする場合は別の場所で交換しましょう。
カー用品店
カー用品店は、さまざまな種類のメーカーや銘柄、サイズのタイヤを扱っています。社外ホイールの種類も数多くあるので、カスタマイズの相談ができるのもカー用品店の特徴です。
また、ドライブレコーダーやカーナビなども扱っているので、タイヤ交換だけではなくほかのパーツの取り付けも一緒に依頼できるのが魅力でしょう。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドもタイヤ交換を依頼できる業者のひとつです。しかし、タイヤ交換を専門にしているわけではないので、条件に合うタイヤがないケースもあるでしょう。
とくに、ハリアーのようなサイズの大きいタイヤは在庫がないこともあるので、当日にタイヤ交換できない可能性があります。また、ピットがないガソリンスタンドでは、タイヤ交換に対応してないので注意が必要です。
ガソリンスタンドでタイヤ交換を希望する際は、あらかじめ対応してもらえるかを確認しておくといいでしょう。
タイヤ専門店
タイヤ専門店では、さまざまな種類のタイヤを扱っており、在庫も豊富にあります。タイヤの知識を持った専門スタッフが、予算や条件に合ったタイヤを提案してくれるのが特徴です。
さらに、インチアップにも対応しているので、タイヤ交換のついでに見た目も変えたい人にぴったりといえるでしょう。
タイヤ専門店のフジ・コーポレーションでは、専門知識を持ったスタッフが在籍しています。お客様の希望に合ったタイヤを提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
タイヤ・ホイール・カー用品・パーツ専門通販|フジ・コーポレーション
まとめ

80系ハリアーのタイヤサイズは、グレードによって異なり、3種類のタイヤサイズが展開されています。上位グレードである「Z」は225/55R19、「G」は225/60R18、「S」は225/65R17です。
いずれのグレードもインチアップに対応しており、見た目の印象を変えることが可能です。また、SUV専用タイヤの種類も多くあり、そういったタイヤを選べば、SUV特有のふらつきを低減できるでしょう。
予算や用途に合ったタイヤを見つけるためにも、専門スタッフが常駐しているタイヤ専門店に相談してみてはいかがでしょうか。
※この記事は2024年7月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。