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アルファードのタイヤサイズは?インチアップのメリットや交換タイミングを解説

2023.09.30

アルファードのタイヤ交換を検討しているものの、どのようなタイヤを装着できるのかわからないこともあるでしょう。

本記事では、アルファードのタイヤサイズや、タイヤサイズを確認する方法を解説します。さらに、アルファードのタイヤはインチアップできるのか、インチアップするメリット・デメリットに加え、おすすめのタイヤ交換場所も併せて紹介します。

アルファードのタイヤサイズは?

アルファードのタイヤサイズは、年式やグレードによって異なります。ここでは、2023年に発売された新型アルファード(40系)、1世代前のアルファード(30系)のタイヤサイズを見ていきましょう。

【新型アルファード(40系)】

年式グレード車両型式タイヤサイズ
2023Executive Lounge6AA-AAHH40W-PFXVB225/65R17
Z 2.5L ハイブリッド6AA-AAHH40W-PFXLB225/60R18
Z 2.5L ガソリン3BA-AGH40W-PFXLK

新型アルファードのタイヤサイズは、「225/65R17」「225/60R18」2種類が展開されています。上級グレードのExecutive Loungeは乗り味を重視したサイズである一方、Zグレードは一回り大きいサイズです。

【旧型アルファード(30系)】

年式グレード車両型式タイヤサイズ
2022Executive Lounge  ガソリン3BA-GGH30W-PFZVK225/60R17
SC 3.5L ガソリン3BA-GGH30W-PFZRK235/50R18
X 2.5L ガソリン3BA-AGH30W-PRXGK215/65R16

30系アルファードでは、「215/65R16」「225/60R17」「235/50R18」の3種類が展開されています。スタンダードグレードでは16インチである一方、SCグレードでは2インチ大きい18インチが装着されています。

アルファードのタイヤサイズの確認方法

アルファードのタイヤサイズは、「メーカー公式ホームページ」「サイドウォール」「空気圧ラベル」「取扱説明書」から確認できます。なお、アルファードを購入したディーラーに直接問い合わせる方法もあります。

メーカー公式ホームページから確認

メーカー公式ホームページには、Webカタログや主要諸元表を閲覧でき、グレードごとのタイヤサイズが記載されています。さらに、現在販売されている現行モデルのほか、10系、20系、30系アルファードのカタログも閲覧できるので、初代~3代目アルファードの純正タイヤサイズを確認したい場合は、ホームページを確認しましょう。

タイヤのサイドウォールから確認

タイヤのサイドウォール(タイヤ側面)には、「225/65R17」のように数字とアルファベットが刻印されており、これらの数字からタイヤサイズを確認できます。たとえば、「225/65R17」の場合、「225」がタイヤの幅、「65」がサイドウォールの厚さ(偏平率)、「17」がタイヤのインチサイズを示しています。

ただし、純正タイヤから社外のタイヤやスタッドレスタイヤに変更している場合、純正のタイヤサイズからサイズが変わっていることがあるので、サイドウォールに刻印されているタイヤサイズが必ずしも純正タイヤと一致しないことがあるので注意しましょう。

タイヤ空気圧ラベルから確認

一般的な国産車の場合、運転席側のドアの開口部やインナーパネルに「空気圧ラベル」が貼り付けられています。ラベルには、適正空気圧だけでなく、タイヤサイズが記載されているので、今乗っている車のタイヤサイズを確認できます。

なお、タイヤサイズの表記は「225/65R17」のように、サイドウォールと同じ記載方法です。

取扱説明書から確認

車を購入すると取扱説明書をもらえ、説明書には純正のタイヤサイズが記載されています。ただし、取扱説明書は全グレード共通となっていることが多く、説明書には全グレードのタイヤサイズが複数記載されていることがあります。

自分の車のグレードを確認したうえで、該当のタイヤサイズを調べましょう。なお、車種や年式によっては、紙媒体ではなくデジタル取扱説明書のみの対応となっているケースもあります。

なお、40系アルファードについては、トヨタ自動車の公式ホームページより、デジタル取扱説明書を確認できます。そのほか、10系~30系アルファードについては、購入時に付属していた取扱説明書から確認しましょう。

ディーラーに問い合わせて確認

アルファードを購入したディーラーでは、顧客情報が保管されているので、車についてわからないことがあればいつでも相談できる体制が整っています。アルファードのタイヤサイズを知りたいときは、ディーラーに問い合わせて確認することも可能です。

アルファードのタイヤはいつ交換すればいい?

タイヤの交換時期は、タイヤの状態や使用年数、走行距離など、さまざまな項目から判断できます。ここでは、アルファードのタイヤはいつ交換すればいいのか詳しく見ていきましょう。

年数から見るタイヤ交換の目安

タイヤメーカーは、タイヤを使用してから5年以上経過したタイミングでタイヤ専門店での点検を推奨しており、タイヤに異常があれば交換が必要となります。

また、タイヤの使用年数にかかわらず、製造日から10年以上経過したタイヤはゴムが経年劣化しており、安全面での性能が保証されないことから、交換が推奨されています。

ただし、使用年数はあくまでも目安にすぎず、使用環境や走行距離、保管状況によっては、5年未満でもタイヤを交換しなければならないことも珍しくありません。

距離から見るタイヤ交換の目安

タイヤは約5,000kmで1mm摩耗するといわれています。新品タイヤの溝は8mmあるので、32,000km走行すると、約6.4mm摩耗する計算なので、残りの溝が1.6mmとなります。

残溝が1.6mmになると、走行性能に影響することに加え、車検に通らなくなってしまうので交換が必要です。なお、車検に通らない状態で公道を走行すると道路交通法違反で罰則が課せられるので走行しないようにしましょう。

状態から見るタイヤ交換の目安

タイヤメーカーによると、タイヤの残溝が新品時の50%程度(4mm)がタイヤの性能を発揮できる寿命とされています。とはいえ、残溝4mmは、あくまでも目安なので、実際はタイヤの状態を確認して、交換が必要かどうかを判断することが大切です。

残溝が4mm以上あったとしても、タイヤのトレッド面やサイドウォールにひび割れや大きな傷が生じていると、パンクやバーストが発生するリスクが高まります。さらに、偏摩耗が生じていると、タイヤが地面と接地する面積が減ってしまい、ブレーキが正常に効かず、安全に走行できない可能性もあるでしょう。

タイヤの使用年数や残溝にかかわらず、タイヤの状態を確認して、異常があれば早急にタイヤを交換することが大切です。

アルファードのタイヤはインチアップできる?

アルファードのタイヤは、インチアップ、インチダウンともに可能です。タイヤサイズが変わることで、走行性能や見た目が変わります。

タイヤサイズを変更するときは、タイヤの外径が規定内かどうかに加え、ロードインデックス値が純正タイヤと同等以上かどうかなど、いくつか注意しなければならないポイントがあります。

特に、タイヤをインチアップするときは、タイヤサイズが大きくなって車体に干渉したり、外径が大きくなることでスピードメーターに誤差がでる可能性があります。一般的には、外径差を-3%~+2%の範囲でおさめるのが好ましいとされているので、範囲内で調整しましょう。

なお、インチダウンするときは、タイヤの外径だけではなく、タイヤ幅が狭くなりすぎたり純正のロードインデックス値を下回らないように注意したりしましょう。

詳しくは「タイヤのインチアップとは?メリットやデメリット、注意点を紹介!」をご確認ください。

アルファードのタイヤをインチアップするメリット

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アルファードのタイヤを交換するにあたり、インチアップを検討している人もいるでしょう。ここでは、アルファードのタイヤをインチアップするメリットを詳しく紹介します。

グリップ力が上がる

タイヤをインチアップすると、タイヤのトレッド面と路面との接地面積が増えるので、ブレーキを効率的に地面に伝えられることから、グリップ力が向上します。

さらに、接地面積が増えることによって、路面への抵抗が増えるので、コーナリング時のグリップ力の向上を期待できるでしょう。

応答性がよくなる

タイヤをインチアップするときは偏平率を小さくすることが一般的です。偏平率が小さくなるとサイドウォールの厚さが小さくなり、タイヤの変形が抑えられたり、たわみが生じにくくなったりするので、安定性が高まります。

さらに、コーナリング時の安定感が高まることに加え、ハンドリングからの応答性がよくなる効果も期待できます。

ファッション性が高くなる

タイヤをインチアップすると、ホイールの面積が増えるので、視覚的にファッション性が高くなります。

さらに、純正とは異なるデザインのホイールを選べるので、好みのホイールを選べるのもインチアップのメリットといえます。

アルファードのタイヤをインチアップするデメリット

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アルファードのタイヤをインチアップすると、さまざまなメリットがありますが、インチアップによってデメリットが生じることもあります。

ここでは、インチアップにはどのようなデメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。

乗り心地が悪くなることがある

タイヤをインチアップすると、偏平率が小さくなり、路面からの振動がダイレクトに伝わりやすくなります。さらに、車内に振動が伝わりやすくなるので、乗り心地が悪いと感じてしまうケースもあるでしょう。

燃費に影響する可能性がある

タイヤをインチアップするときは、タイヤの幅を広くするのが一般的です。タイヤ幅が広くなると、路面との接地面積が増えるので転がり抵抗が大きくなり、燃費が悪くなる可能性があります。

アルファードのタイヤはどこで交換する?

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アルファードのタイヤを交換するときに、ホイールを変えたり、インチアップしたい人もいるでしょう。

ここでは、タイヤ交換に対応した業者や、それぞれの特徴を詳しく紹介します。

ディーラー

ディーラーでは、純正と同じサイズへのタイヤの交換に対応しています。基本的には、社外ホイールを取付したり、インチアップしたりできないので、インチアップを検討している人には向きません。また、選べるタイヤの銘柄が限られているので、選択肢が少ないと言えます。

とはいえ、純正と同じタイヤに交換したいときや、タイヤ交換のついでに、ほかの箇所も点検してもらいたい人は、ディーラーにタイヤ交換を相談するといいでしょう。

カー用品店

カー用品店は、さまざまなメーカーや銘柄のタイヤを在庫にかかえており、希望のタイヤを見つけやすいのが特徴です。さらに、タイヤだけでなく、洗車用品やカーナビ、ドライブレコーダーなど、さまざまな自動車用品を扱っているので、タイヤ交換に併せて、ほかのパーツの購入も検討できます。

ただし、いろいろなパーツの取付対応や車検作業もおこなっているので、時期によっては混みあっており、作業の予約が取りにくいことも少なくありません。スムーズに対応してもらうには、事前に予約を取っておくといいでしょう。
※ただし、予約を取っていても待ち時間が発生する場合もあります。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドもタイヤの交換に対応しているので、いつも利用しているガソリンスタンドでタイヤ交換の相談ができます。ただ、タイヤ販売を専門にしているわけではないので、在庫をかかえていないこともあり、その日のうちに希望のタイヤに交換できない可能性もあります。

また、作業スペースが限られていることが多く、他の作業で予約が埋まっている場合は対応してもらえるまでに時間がかかるケースもあるでしょう。希望の日時が決まっている場合は、あらかじめ作業の予約をしておくと、スムーズに対応してもらえます。
※ただし、予約を取っていても待ち時間が発生する場合もあります。

タイヤ専門店

タイヤ専門店は、タイヤやホイールを専門に扱っているので、種類や在庫が豊富にあるのが特徴です。さらに、タイヤに詳しい専門スタッフが常駐しているので、希望を伝えると、おすすめのタイヤを提案してもらえるでしょう。また、タイヤ交換をメインで扱っているので、作業スピードが早く、待ち時間が短いのも魅力だといえます。

ただし春先や冬前は、スタッドレスタイヤとサマータイヤとの履き替え作業が増えるので、時期によっては予約が埋まっているケースも少なくありません。タイヤの交換を検討している人は、できるだけ早いタイミングで予約を取っておくことをおすすめします。

そのほか、タイヤの種類が多いので、希望のタイヤを見つけるのを悩む人もいるでしょう。タイヤ専門店のフジ・コーポレーションでは、お客様の希望をしっかりとヒアリングしたうえで、最適なタイヤをご提案いたします。

さらに、窒素ガス充填にも対応しています。タイヤ交換やタイヤのインチアップのときに窒素ガスを充填すると、ロードノイズの低減やバーストの予防にも繋がるので、窒素ガス充填が気になる人も、ぜひフジ・コーポレーションにお問い合わせください。

詳細はこちらからご確認ください。

まとめ

アルファードのタイヤは、年式やグレードによって、タイヤサイズが変わります。現行の40系アルファードは、2種類のグレードが展開されており、Executive Loungeは225/65R17、Zは225/60R18です。

先代アルファード、現行アルファード、いずれもインチアップに対応しており、インチアップすることで、見た目の印象を変えられるのはもちろん、走行性能を向上させられます。

ただし、タイヤサイズを変更するときは、外径やロードインデックス値などに注意しなければなりません。純正よりも外径が大きいタイヤに交換すると、スピードメーターが狂ったり、走行中にタイヤがボディに干渉したりする可能性もあり、安全に走行できない可能性があります。

適切なタイヤを選ぶためにも、タイヤ交換を行う際はタイヤ専門店に相談しましょう。

※この記事は2023年7月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。