フィットのタイヤサイズの確認方法は?おすすめタイヤ7選も紹介!
フィットのタイヤ交換を検討しているものの、どのようなタイヤを装着できるかわからないこともあるでしょう。本記事ではフィットのタイヤサイズと、タイヤサイズの確認方法を解説します。さらに、フィットのタイヤはインチアップできるのかや、おすすめのタイヤ7選も紹介します。
目次
フィットのタイヤサイズ
フィットのタイヤサイズは年式やグレード、駆動方式によって異なります。ここでは、2007年以降のモデルのタイヤサイズを見ていきましょう。
年式 | グレード | 型式 | タイヤサイズ |
2007-2010 | 1.3L G FF | DBA-GE6 | 175/65R14 82S |
1.3L L FF | |||
1.5L X FF | DBA-GE8 | 175/65R15 84S | |
1.5 RS FF | 185/55R16 83V | ||
1.3L G 4WD | DBA-GE7 | 175/65R15 84S | |
1.3L L 4WD | |||
1.5L X 4WD | DBA-GE9 | 175/65R16 84S | |
1.5 RS 4WD | |||
2010-2013 | HYBRID | DAA-GP1 | 175/65R15 84S |
HYBRID RS | DAA-GP4 | 185/55R16 83V | |
1.5L XH FF | DBA-GE8 | 175/65R15 84H | |
1.5L XH 4WD | DBA-GE9 | 175/65R15 84S | |
2013-2017 | 1.5L HYBRID FF | DAA-GP5 | 185/60R15 84H |
1.5L HYBRID 4WD | DAA-GP6 | ||
1.3L G FF | DBA-GK3 | 175/70R14 84S | |
1.3L L FF | |||
1.3L G 4WD | DBA-GK4 | 185/60R15 84H | |
1.3L L 4WD | |||
1.5L XL FF | DBA-GK5 | 185/60R15 84H | |
1.5L RS FF | |||
1.5L XL4WD | DBA-GK6 | 185/55R16 83V | |
2017-2020 | 1.5L HYBRID FF | DAA-GP5 | 185/60R15 84H |
1.5L HYBRID 4WD | DAA-GP6 | ||
1.3L G FF | DBA-GK3 | 175/70R14 84S | |
1.3L L FF | |||
1.3L G 4WD | DBA-GK4 | 185/60R15 84H | |
1.3L L 4WD | |||
1.5L XL FF | DBA-GK5 | 185/60R15 84H | |
1.5L RS FF | |||
1.5L XL 4WD | DBA-GK6 | 185/55R16 83V | |
2020-2022/9 | e:HEV BASIC FF | 6AA-GR3 | 185/60R15 84H |
e:HEV HOME FF | |||
e:HEV NESS FF | 185/55R16 83V | ||
e:HEV CROSSTAR FF | 6AA-GR6 | 185/60R16 86H | |
e:HEV LUXE FF | 6AA-GR3 | 185/55R16 83V | |
e:HEV BASIC 4WD | 6AA-GR4 | 185/60R15 84H | |
e:HEV HOME 4WD | |||
e:HEV NESS 4WD | 185/55R16 83V | ||
e:HEV CROSSTAR 4WD | 6AA-GR8 | 185/60R16 86H | |
BASIC FF | 6BA-GR1 | 185/60R15 84H | |
HOME FF | |||
NESS FF | 185/55R16 83V | ||
CROSSTAR FF | 6BA-GR5 | 185/60R16 86H | |
LUXE FF | 6AA-GR11 | 185/55R16 83V | |
BASIC 4WD | 6BA-GR2 | 185/60R15 84H | |
HOME 4WD | |||
NESS 4WD | 185/55R16 83V | ||
CROSSTAR 4WD | 6BA-GR7 | 185/60R16 86H | |
LUXE 4WD | 6BA-GR2 | 185/55R16 83V | |
2022/9- | e:HEV BASIC FF | 6AA-GR3 | 185/60R15 88H |
e:HEV HOME FF | 185/60R15 84H | ||
e:HEV RS FF | 185/55R16 83V | ||
e:HEV CROSSTAR FF | 6AA-GR6 | 185/60R16 86H | |
e:HEV LUXE FF | 6AA-GR3 | 185/55R16 83V | |
BASIC FF | 5BA-GS4 | 185/60R15 84H | |
HOME FF | |||
RS FF | 185/55R16 83V | ||
CROSSTAR FF | 5BA-GS5 | 185/60R16 86H | |
LUXE FF | 5BA-GS4 | 185/55R16 83V | |
e:HEV BASIC 4WD | 6AA-GR4 | 185/60R15 84H | |
e:HEV HOME 4WD | |||
e:HEV CROSSTAR 4WD | 6AA-GR8 | 185/60R16 86H | |
e:HEV LUXE 4WD | 6AA-GR4 | 185/55R16 83V | |
BASIC 4WD | 5BA-GS6 | 185/60R15 84H | |
HOME 4WD | |||
CROSSTAR 4WD | 5BA-GS7 | 185/60R16 86H | |
LUXE 4WD | 5BA-GS6 | 185/55R16 83V |
フィットのタイヤサイズは、175/65R14や185/55R16、185/60R16となっており、4WDやスポーツタイプのRSは通常モデルよりもタイヤサイズが大きくなります。
タイヤサイズを確認する方法
タイヤサイズは、「メーカーの公式ホームページ」「サイドウォール」「空気圧ラベル」「取扱説明書」から確認できます。それぞれ、どのように確認するのか、具体的に見ていきましょう。
メーカー公式ホームページから確認
メーカーの公式ホームページでは、主要諸元表を閲覧でき、そこにはグレード別に純正のタイヤサイズが記載されています。なお、旧型モデルの主要諸元表も見れるので、現行車でなくてもタイヤサイズを確認できます。
サイドウォール(タイヤ側面)から確認する
タイヤのサイドウォール(タイヤ側面)には、「185/55R16」のように数字とアルファベットが書かれており、この数字からタイヤサイズを確認できます。たとえば、「185/55R16」は、「185」がタイヤの幅を示しており、「55」がタイヤの偏平率(サイドウォールの薄さ)、「16」はタイヤの内径を表しています。
ただし、これまでに社外のホイールやタイヤに変更している場合や、スタッドレスタイヤを履いている場合は、すでに純正のタイヤサイズからサイズが変わっていることがあるので、サイドウォールに記載されているサイズが純正サイズと一致しない可能性があります。
タイヤ空気圧ラベルを見る
タイヤ空気圧ラベルとは、純正タイヤに合った空気圧が記載されているラベルであり、多くの国産車の場合、運転席側のドアの開口部やインナーパネルに「空気圧ラベル」が貼り付けられています。
タイヤ空気圧ラベルには、適正空気圧に加え、タイヤサイズが記載されているので、タイヤ空気圧ラベルを見れば純正のタイヤサイズを確認できます。なお、見方はサイドウォールと共通です。
取扱説明書を読む
車を購入したときに付属している取扱説明書には、純正のタイヤサイズが記載されています。ただし、全グレード共通の取扱説明書であることが多く、グレードによってはタイヤサイズが異なるため、複数のタイヤサイズが記載されているケースがあります。
自分の車がどのグレードかを確認したうえで、タイヤサイズを調べましょう。
フィットのタイヤはインチアップ、インチダウンできる?
タイヤを交換するにあたり、インチアップやインチダウンを検討している方も多いでしょう。
フィットのタイヤはインチアップできるほか、型式によってはインチダウンも可能であり、タイヤサイズが変わることによって、走行性能はもちろん、見た目も変わります。また、タイヤサイズを変更するときは、タイヤ外径やロードインデックス、フェンダーからのはみ出しなど、いくつか注意しなければならないポイントがあります。
インチアップするときは、タイヤサイズが大きくなることでボディに干渉してしまうことがあるので、外径に注意しましょう。
またインチダウンするときは、タイヤ幅や外径が小さくなりすぎることに注意しなければなりません。なお、インチアップ、インチダウンともに純正のロードインデックスを下回らないように注意が必要です。
詳しくは「タイヤのインチアップとは?メリットやデメリット、注意点を紹介!」をご確認ください。
フィットのタイヤをインチアップするメリット
フィットのタイヤ交換に併せて、インチアップを検討している人もいるでしょう。
ここでは、フィットのタイヤをインチアップするメリットを紹介します。
走行安定性が向上する
インチアップすることで偏平率が小さくなり、サイドウォールが薄くなることから、タイヤがたわむ(変形する)のを抑えられます。さらに、タイヤの幅が大きくなるので、路面との接地面積が増え、走行時の安定性能が向上するといったメリットもあります。
コーナリング性能が上がる
タイヤのたわみが抑えられると、コーナリング時のふらつきが少なくなり、コーナリング性能が上がります。さらに、路面状況がハンドルに伝わりやすくなるので、状況に合ったハンドル操作がしやすくなるでしょう。
見た目がよくなる
純正サイズよりも大きなサイズのホイールを履くことで、純正とは違った見た目になります。さらに、インチアップによってタイヤのサイドウォール部分が薄くなり、ホイール面積が増えるため、よりスタイリッシュな印象になるでしょう。
フィットのタイヤをインチアップするデメリット
フィットのタイヤをインチアップするとさまざまなメリットがありますが、インチアップによるデメリットもあります。ここはでどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。
車内に衝撃が伝わりやすくなる
インチアップをすると、偏平率が小さくなるので、路面の凹凸がダイレクトに伝わりやすくなります。つまり、車内に衝撃が伝わりやすくなるため、乗り心地に違和感を感じる可能性もあるでしょう。
ロードノイズが大きくなる
インチアップするときは、タイヤ幅を大きくすることが一般的です。タイヤ幅が大きくなると、路面との接地面積が増え、必然的にロードノイズが大きくなってしまいます。
フィットのタイヤをインチダウンするメリット
フィットのタイヤをインチダウンすることで、「タイヤの価格を抑えられるケースがある」「柔らかい乗り心地になる」などのメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
タイヤの価格を抑えられる可能性がある
タイヤやホイールは、一般的にサイズが大きくなるほど、タイヤ本体の価格が高くなります。インチダウンによってサイズを小さくすれば、タイヤの価格を安く抑えられる可能性があります。なお、スタッドレスタイヤを装着するときは、純正サイズよりも一回り小さいサイズにインチダウンすることも少なくありません。
インチダウンによってタイヤの価格を安く抑えられると、経済的なメリットは大きいでしょう。
なお、タイヤを交換する際の工賃も、タイヤサイズが小さいほうが安く済むことがあるので、タイヤ本体と交換費用の両方を抑えられる可能性があるといったメリットがあります。
柔らかい乗り心地になる
インチダウンによって偏平率が大きくなり、サイドウォールの面積が増えることから、純正よりも柔らかい乗り心地になることがあります。空気が入る体積が増えるので、路面からの衝撃吸収性が高くなります。
フィットのタイヤをインチダウンするデメリット
一方、フィットのタイヤのインチダウンにはどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。
見た目が悪くなることがある
インチダウンすると、ホイールの面積が狭くなるので、見た目が悪くなってしまうことがあります。ただし、オフロードスタイルではゴツゴツとした迫力のある見た目にするために、あえてホイールを小さくして、タイヤの偏平率を上げることがあります。
運転のフィーリングが変わる
インチダウンによって偏平率が高くなると、サイドウォール部分の面積が増えてたわみが生じやすくなってしまいます。そのため、運転のフィーリングが変わることがあります。そのほか、ハンドリング軽くなったり、コーナリング性能が落ちてしまう可能性もあるでしょう。
フィットにおすすめのタイヤ7選
タイヤにはさまざまな特徴があるため、フィットにはどのタイヤがいいか悩んでいる人も多いでしょう。
ここでは、フィットにおすすめのタイヤ7選を紹介します。
1.YOKOHAMA / ブルーアース ES32
YOKOHAMA / ブルーアース ES32は、燃費性と経済性に優れたスタンダードタイヤで、軽自動車からミニバン、セダンやコンパクトカーなど、ほとんどすべての車に対応しています。
幅の広い溝によって排水性を高められており、雨天の安定性を確保していることに加え、耐ハイドロプレーニング性能も向上しています。
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2.BRIDGESTONE / ニューノ
BRIDGESTONE / ニューノは接地形状の適正化が施されたうえ、シリカ配合ゴムを採用していることから、ウェットブレーキ性能が向上しています。従来品と比べると、制動距離指数が8%も短縮しており、低コストながらも、優れた安全性能を実現しているのが特徴です。
さらに、ブリヂストン独自のタイヤ解析技術である「ULTIMAT EYE」によって、最適なタイヤパターンを形状を導き出し、耐摩耗性の向上を図っています。
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3.DUNLOP / ルマン V+(ファイブプラス)
DUNLOP / ルマン V+(ファイブプラス)は、高い静粛性とソフトな乗り心地を実現していることに加え、優れたウェット性能も確保しています。従来品よりもゴムとシリカの繋がりが強化されているので、ウェットブレーキ性能が約2%向上しています。
また、採用されているゴムの改良により、路面からの衝撃吸収性が向上されていることから、柔らかくしなやかな乗り心地が特徴です。
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4.NEOLIN / ネオリン ネオグリーン
NEOLIN / ネオリン ネオグリーンは、中国のYanchang Rubberが展開するNEOLINのタイヤです。タイヤ本体価格が抑えられているので、安価でタイヤ交換をできます。サイズ展開も豊富なので、フィットのインチアップやインチダウンにも対応しています。
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5.FALKEN / ジークス ZE310R エコラン
FALKEN / ジークス ZE310R エコランは、FALKENが展開しているコンフォートタイヤの1つで、15~18インチに対応しています。一般的な国産タイヤよりも価格が抑えられているほか、性能については、バランスが取れているので、少ない予算で性能のいいタイヤに交換したい人にぴったりでしょう。
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6.MICHELIN / E・プライマシー
MICHELIN / E・プライマシーは、ミシュランのプレミアムコンフォートタイヤで、優れた低燃費性能を実現しています。「エナジーパッシブコンパウンド」というミシュランが新たに開発した高弾性ゴムによって、従来のプライマシー4と比べると、転がり係数が約18.4%低減されています。
なお、タイヤ内部の構造を適正化することで、均一にタイヤと路面が接地し、加速時だけでなく、ブレーキング時、コーナリング時の安定性能が高くなっているのが特徴です。
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7.PIRELLI / パワジー
PIRELLI / パワジーは、コンパクトカーだけでなく、セダンやミニバン、SUVにも対応しているコンフォートタイヤです。PIRELLIのハイパフォーマンスコンパウンドが採用されており、ドライ路面での安定性能が従来品よりも格段に向上されています。さらに、タイヤの中央部分には「ワイドセンター溝」が設けられ、ハイドロプレーニング現象の発生を抑制できることから、ウェット面での安定性の高さを実現しています。
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まとめ
フィットのタイヤは、年式やグレード、駆動方式によってタイヤサイズが変わります。さらに、インチアップ、インチダウンが可能で、走行性能や見た目を変えることができます。純正のタイヤサイズを知りたい人は、「メーカー公式ホームページ」「空気圧ラベル」「取扱説明書」「サイドウォール」から確認できるので、チェックしてみてください。
※この記事は2023年3月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。