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アクアのタイヤサイズはどれくらい?おすすめタイヤの種類や交換のタイミングを紹介!

2023.10.31

アクアのタイヤを交換したいと考えたとき、タイヤサイズがわからない人もいるでしょう。

本記事では、アクアのタイヤサイズや、タイヤサイズを確認する方法を解説します。さらに、タイヤの適切な交換時期や、アクアのタイヤはインチアップできるのかに加え、タイヤ交換におすすめな場所も併せて見ていきましょう。

アクアのタイヤサイズは?

アクアのタイヤタイヤサイズは、グレードによって異なります。ここでは、現行モデルであるMKPK11型アクアに加え、初代モデルのNHP10型アクアの純正タイヤサイズを見ていきましょう。

NHP10型アクアのタイヤサイズ

NHP10型アクアの代表的なグレードのタイヤサイズを紹介します。

年式グレード車両型式タイヤサイズ
2011年GDAA-NHP10-AHXEB175/65R15
2011年SDAA-NHP10-AHXNB175/65R15
2011年LDAA-NHP10-AHXCB165/70R14

NHP10型アクアの代表的なグレードは、「G」「S」「L」であり、GとSは同じタイヤサイズで175/65R15、Lは一回り小さい165/70R14が標準装備されています。

MXPK11型アクアのタイヤサイズ

次に2021年7月に発売されたMKPK11型アクアのタイヤサイズを見ていきましょう。

年式グレード車両型式タイヤサイズ
2023年GR SPORT6AA-MXPK11-AHXVB205/45R17
2023年Z6AA-MXPX11-AHXEB185/65R15
195/55R16*
*メーカーオプション
2023年X6AA-MXPX11-AHXNB185/65R15
2023年B 2WD6AA-MXPX10-AHXCB175/70R14

MKPK11型アクアにはさまざまなグレードが展開されており、グレードやメーカーオプションの選択によってタイヤサイズが異なります。

スポーツ仕様のGR SPORTのタイヤサイズは205/45R17であり、アクアの中で最も大きいサイズが標準装備されています。上級グレードのZでは、185/65R15が標準装備となっていますが、メーカーオプションで195/55R16を装着できます。

そのほか、スタンダードグレードのXは185/65R15、商用・ビジネス向けのBグレード(2WD)は、175/70R14です。

アクアのタイヤサイズの確認方法4つ

A man in a suit with four fingers, white background

アクアのタイヤサイズは、次の4つの方法で確認できます。

  • 取扱説明書
  • タイヤのサイドウォール
  • 空気圧ラベル
  • メーカー公式ホームページ

それぞれの確認の仕方を詳しく見ていきましょう。

1.取扱説明書

新車を購入すると、取扱説明書をもらえます。車種によっては、紙の取扱説明書ではなく、Web上で確認するデジタル説明書を採用しているケースもあるでしょう。

取扱説明書には純正のタイヤサイズがグレード別に記載されていますので、自身の愛車のグレードのタイヤサイズを確認しましょう。

2.タイヤのサイドウォール

タイヤのサイドウォール(タイヤの側面)を見ると、「185/65R15」のようなアルファベットと数字が刻印されており、これらの数字からタイヤサイズを確認できます。

タイヤサイズの見方は次のとおりです。

【例】「185/65R15」の場合

  • 「185」…タイヤの幅
  • 「65」…サイドウォールの厚さ(偏平率)
  • 「15」…タイヤのインチサイズ

タイヤのサイドウォールには、現在装着されているタイヤのサイズが表記されているので、必ずしも純正のタイヤサイズと一致しない場合があります。

スタッドレスタイヤや社外タイヤに交換しているときは、純正のタイヤサイズと異なる可能性があることを留意しておきましょう。

3.空気圧ラベル

空気圧ラベルは、運転席側のドアの開口部やインナーパネルに貼り付けられていることが多く、空気圧ラベルを見れば純正のタイヤサイズがわかります。

空気圧ラベルには、「185/65R15」のような数字とアルファベットが書かれており、これがタイヤサイズです。読み方はサイドウォールと同様です。

4.メーカー公式ホームページ

メーカー公式ホームページでは、Webカタログや主要諸元表が車種別に公開されているケースがあります。

例えば、現行のMXPK11型アクアの場合は、アクアの紹介ページから「主要諸元表」を確認するとタイヤサイズを知ることができます。

また、過去のモデルであるNHP10型アクアの場合、「旧車カタログダウンロード」から該当のモデルを選択することで、カタログや主要諸元表を閲覧でき、タイヤサイズを調べることが可能です。

アクアのタイヤの寿命

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タイヤが消耗品ということは理解しているものの、実際寿命がどれくらいなのか気になる人もいるでしょう。

ここでは、アクアのタイヤの寿命や適切なタイヤの交換時期について解説します。

タイヤの使用開始後5年以上経過

タイヤの寿命の目安としてあげられるのが使用開始後の年数です。一般的に、タイヤを使い始めてから、5年以上経過したタイミングでタイヤの点検をおこなうことを推奨されています。

タイヤ専門店で点検してもらい、異常が認められれば、交換が必要です。

タイヤの製造日から10年以上経過

タイヤはゴム製品なので、使用していなくても経年によって劣化していきます。タイヤ内部には油分が含まれており、製造されてから10年以上経過すると、油分が揮発してしまい、タイヤの柔軟性が損なわれてしまう可能性があります。

タイヤの柔軟性が損なわれると、タイヤのトレッド面が路面をしっかりと掴めなくなり、ハンドルやブレーキ操作に支障をきたしてしまうことがあります。そのため、タイヤの溝が十分に残っていても、安全に走行するために、製造から10年以上経過しているタイヤは交換しましょう。

タイヤの残溝が4mm以下になったとき

タイヤの残溝が4mm以下になると、本来の性能が発揮できなくなり、タイヤから路面に伝わる力が低下するといわれています。

例えば、水を排出する機能が低下してしまうと、タイヤと路面との間に水膜ができ、車が浮いた状態になります。これをハイドロプレーニング現象といいます。

ハイドロプレーニング現象が起きると、ハンドル操作やブレーキが効かなくなるケースがあり危険です。

安全な運転を保つためにも、タイヤの残溝は日頃から確認しておくといいでしょう。

アクアのタイヤはインチアップできる?

Different Tyres

アクアのタイヤは、年式やグレードにかかわらず17インチまでインチアップできます。タイヤをインチアップすることで、見た目だけでなく、走行性能も変わるので、タイヤを交換するタイミングでインチアップをするのもよいでしょう。

ただ、タイヤサイズを変更するときは、ロードインデックス値やタイヤの外径に注意しなければなりません。ロードインデックス値はタイヤ1本で支えられる最大負荷能力を示したものであり、純正同等以上の指数が保たれたタイヤを選ばなければ、安全に走行できない可能性があります。

また、インチアップ後のタイヤの外径が純正と大きく異なるときは、スピードメーターに狂いが出たり、ボディに干渉したりしてしまうケースがあります。インチアップするときは、タイヤの外径差を-3%~+2%の範囲内で調整するのが望ましく、タイヤ専門店に相談することが大切です。

アクアのタイヤをインチアップするメリット

アクアのタイヤは17インチまでインチアップすることができます。しかし、インチアップすることで、どういったメリットがあるのかわからない人もいるでしょう。ここでは、アクアのタイヤをインチアップするメリットを解説します。

応答性がよくなる

タイヤをインチアップするときは、タイヤのサイドウォールの厚みを薄くするために、偏平率を小さくするのが一般的です。サイドウォールが薄くなることで、コーナリング時などに、タイヤが変形するのを抑えることができ、たわみが発生しにくくなります。

走行中のたわみが抑制されることから、ハンドルからの応答性が高まり、高速走行時に安定感のある走行が可能になります。

グリップ力が向上する

タイヤをインチアップする際、タイヤのトレッド面を広くすることが一般的です。トレッド面が広いタイヤを装着することで、路面との接地面積が増えて、路面にブレーキが効率的に伝わることから、グリップ力が高まります。

さらに、接地面積が増えることにより、路面とタイヤの抵抗が強まるので、コーナリング時やブレーキング時のグリップ力の向上を期待できます。

ファッション性が高くなる

タイヤをインチアップすると、サイドウォールの厚みが薄くなり、ホイールの面積が増えることから、ファッション性が高くなります。

純正とは異なるデザインのホイールを装着できるので、自分好みのスタイルを選べるのもインチアップの魅力といえるでしょう。タイヤ専門店であれば、さまざまなメーカーや銘柄のホイールを扱っているので、担当者と相談しながらホイール選びができます。

詳しくは「タイヤのインチアップとは?メリットやデメリット、注意点を紹介!」をご確認ください。

アクアにおすすめのタイヤの種類

アクアのタイヤをインチアップすることで見た目の印象を変えられます。さらに、インチアップをしなくても、タイヤを交換することで、目的に合った走行性能を高められるといったメリットがあります。

ここでは、タイヤの種類を詳しく解説します。

低燃費タイヤ

低燃費タイヤとは、JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定めたグレーディングシステムにおいて、転がり抵抗性能とウェットグリップ性能のそれぞれの性能が一定の基準を満たしたタイヤです。

グレーディングシステムにより、転がり抵抗性能が「AAA」「AA」「A」、ウェットグリップ性能が「a」「b」「c」「d」以上のタイヤは低燃費タイヤとして認定されます。

低燃費タイヤを装着することで、燃費が最大4%改善されるといわれており、燃費性能が高いアクアと合わせることで、さらなる低燃費を期待できるでしょう。

コンフォートタイヤ

コンフォートタイヤは、優れた静粛性が特徴であり、衝撃吸収性が高く、車の乗り心地を重視したタイヤです。
アクアのようなコンパクトカーにコンフォートタイヤを装着することで、路面から伝わるロードノイズや振動を抑えることができます。

コンフォートタイヤには、さまざまな種類があるので、タイヤ専門店の担当者に予算や希望を伝えて、最適なタイヤを教えてもらいましょう。

オールシーズンタイヤ

オールシーズンタイヤは、サマータイヤとスタッドレスタイヤを掛け合わせた全天候型のタイヤです。晴天時はサマータイヤに近いグリップ力を確保し、雪道ではノーマルタイヤよりも優れたグリップ力を発揮できることから、1年を通して使用できるタイヤといわれています。

ただし、積雪量が多いエリアや凍結路面を走行するときは、安全に走行するためにも、雪道でのグリップ力が高いスタッドレスタイヤの装着が推奨されています。

アクアのタイヤ交換はどこがおすすめ?

Portrait of a Asian worker

アクアのタイヤを交換するときに、インチアップしたい人や、自分に合ったタイヤを担当者と相談しながら決めたい人もいるでしょう。

ここでは、アクアのタイヤを交換できる業者とそれぞれの特徴や魅力を紹介します。

ディーラー

ディーラーでは、純正タイヤと同じサイズのタイヤに交換できるのが特徴で、タイヤ交換に併せて、ほかの部品やパーツの点検もしてもらえます。

一方でインチアップや社外ホイールの取付には対応していないケースが多く、自由にタイヤを選べないことも少なくありません。

そのため、車のメンテナンスを一括で任せたい人はディーラーに依頼し、インチアップしたい人や、社外ホイールを履かせてみたい人は別の場所で交換するといいでしょう。

カー用品店

カー用品店は、数多くのメーカーや銘柄のタイヤを揃えており、自分に合ったタイヤを見つけやすいのが特徴です。さらに、タイヤだけでなく、ホイールや車高調、カーナビなど、いろいろなパーツを扱っているのもカー用品店の魅力といえます。

しかし、時期によっては、作業が混みあっていることがあり、その場ですぐにタイヤ交換してもらえないケースも珍しくありません。カー用品店でタイヤを交換する際はあらかじめ予約をしておきましょう。

ガソリンスタンド

タイヤ交換に対応しているガソリンスタンドでは、給油のついでにタイヤ交換をしたり、タイヤ交換後に給油したりできます。ただし、タイヤ交換を専門にしているわけではないので、メーカーや銘柄、サイズが限られており、在庫がなければその日のうちに交換してもらえません。

そのため、ガソリンスタンドにタイヤ交換を依頼するときは、事前に希望のタイヤを伝えておき、作業の予約を取ることをおすすめします。

タイヤ専門店

タイヤ専門店では、タイヤやホイールの知識を持った専門スタッフがタイヤ選びの相談に乗ってくれ、予算や希望に合った商品を提案してもらえます。タイヤを専門に扱っているので、さまざまなメーカーや銘柄、サイズのタイヤを在庫にかかえており、条件に合ったタイヤを見つけやすいのが特徴です。

しかし、時期によっては、サマータイヤとスタッドレスタイヤの履き替え作業が増えるので、希望したタイミングで作業ができないこともあるでしょう。このような時期にタイヤ交換を検討している人は、できるだけ早いタイミングで準備をしておくことをおすすめします。

なお、タイヤ専門店のフジ・コーポレーションでは、お客様の希望や予算に合った最適なタイヤをご提案いたします。さまざまなタイヤやホイールを揃えており、豊富なラインナップから希望の商品を見つけることができます。

さらに、インターネット上で「WHEEL FITTING ROOM(ホイールフィッティングルーム)」という無料サービスを展開しています。そのサービスを活用すれば、自分が選択した車種に装着可能なホイールが一覧で表示され、希望のホイールを直感的に選択でき、CGの車両にホイールを装着したイメージを瞬時に確認できます。

まとめ

アクアは、型式やグレードによってタイヤサイズが異なり、初代モデルのNHP10型は「165/70R14」「175/65R15」の2種類、現行モデルのMXPK11型は「175/70R14」「185/55R15」「195/55R16」「205/45R17」の4種類です。

アクアは14~17インチまで装着でき、インチアップすることでファッション性や走行性能を向上させられます。また、コンフォートタイヤを選ぶことで、静粛性が高まることから、より快適なドライブを楽しめるでしょう。

自分の希望や予算に合ったタイヤを選ぶためにも、タイヤの知識を豊富に持ったタイヤ専門店に相談し、最適なタイヤを提案してもらうことをおすすめします。

※この記事は2023年9月現在の情報を基に作成しています。
今後変更されることもありますので、ご留意ください。